1990-02-28 | 李康逢

[消費者コーナー]「市販の絹の韓服地に不良品多い」

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市中で販売されているシルク(絹)韓服地の染色が十分でないなど品質が極めて不良で、これに伴う消費者被害が大幅に増えるとの懸念が出ている。 こうした事実は27日、韓国消費者保護院が市中で販売されているシルク韓服地12製品(両端、紫微紗、ノバンなど)を対象に実施した品質比較試験の結果明らかになった。 試験結果によると、シルク韓服地の品質が特に不良な部分は染色状態で、水が布に付いた際に色が変わったり他の布を汚染しないかを調べた水堅牢度試験では、調査対象12製品のうち10製品が不適格と判明し、日光によって布の色があせないかを調べた日光堅牢度試験では8製品が不適格製品であることが分かった。 汗によって色が変わったり他の布を汚染しないかを調べた汗堅牢度試験では12製品すべてが基準未達で、クリーニング店でドライクリーニングをする際に摩擦を受けて色が変わらないかを調べたドライクリーニング堅牢度試験では7製品が品質不適格と判明した。 一方、布が尖った物に引っかかって糸が引き出されるかどうかを試験したスナッギング試験では7製品が基準未達で、しわになった箇所がアイロンでよく伸びるかを調べた防しゅう度試験でも3製品の品質が極めて不良であることが分かり、染色状態以外に布の材質においても一部製品の品質に問題があると指摘された。 消費者保護院は、韓服1着を裁断するために6万5000ウォンから8万ウォンを要するシルク韓服地の品質がこのように良くないにもかかわらず、製造会社が法で定められた各種表示事項を製品に記載しておらず、韓服地の低質化を助長していると明らかにした。 このため不良な韓服地を購入した後、消費者は韓服地の製造元が分からず被害補償を受けられない事例が多いと指摘し、関係当局にこれに対する徹底した規制を要請した。 また消費者には、シルク韓服地を購入する際にできるだけ華やかな色を避け、領収書を必ず受け取り、物品に欠陥が生じた場合に賠償を受ける根拠資料として活用するよう求めた。 今回の品質試験検査の対象品目は、大光織物工業社、南江シルク、道南織物工業社、東明織物工業社など4社が生産した両端、紫微紗、ノバンなど12のシルク韓服地製品である。〔李康逢(イ・カンボン)記者〕