今年の秋夕の映画館は、韓国映画の強さと米国・香港の暴力物の衰退という形勢を示す見通しである。 「南部軍」「将軍の息子」を先頭に、さきの夏休み商戦で大勝を収めた韓国映画は、今回も5本が新たに公開され、2~3本が延長上映されるなど、まず量的に強さを見せており、公開作がいずれも長い製作期間を経た水準級の作品であるため、外国映画との戦いが注目される。 これは昨年の秋夕の際の「売春2」「その後も長く」「優曇華」など、韓国映画が質・量の両面で外国映画に大きく遅れを取っていたのに比べると、極めて対照的である。 一方、今年の夏と昨年の秋夕に猛威を振るった米国・香港の暴力物は、勢いが大きくくじかれた状態。いくつかのアクション映画がないわけではないが、「ブルックリン最終出口」「プリティ・ウーマン」など重みのある作品と、「パピヨン」「殺人狂時代」などリバイバルの名画が外国映画の主力部隊を形成している。 ソウル市劇場協会の韓相喆(ハン・サンチョル)氏は『夏シーズンでの韓国映画の観客動員、「バットマン」「ニンジャ・タートルズ」などの惨敗、そしていくつかの欧州映画の興行成功で表れた観客の好みの変化などが、秋夕の映画館に影響を与えるだろう』と指摘した。 新たに披露される韓国映画のうち「水の上を歩く女」(監督・朴哲洙(パク・チョルス))と「私はびっくりするようなことをするつもりだ」(李圭衡(イ・ギュヒョン))は、やや興行性に重点を置いた作品。「水の上を…」ではトップスターの黄信恵(ファン・シンヘ)と姜文英(カン・ムンヨン)の演技対決が見応えがあり、「グッドモーニング大統領」の惨敗で興行の鬼才という名に泥を塗った李監督がどう再起するかも関心事。 「ただあなたが女であるという理由だけで」と「最下位から一番まで、私たちのクラスを探します」は、新人監督が女性・青少年問題を扱ったもので、新しい劇展開の手法に対する観客の反応が注目される。 一方、まれに新羅時代の話を扱っている「夢」(裵昶浩(ペ・チャンホ))は、「黄真伊」の失敗で苦い味を見た裵監督が出した2作目の時代劇で、安聖基(アン・ソンギ)・黄信恵が主演を務めた。【朴薫(パク・フン)記者】
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