1990-10-31 | 方文新

財テク教室 <34>

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株式市場が一編のドラマのように息詰まる曲芸を続けるなか、株式投資チームと混合投資チームの株式部門が損失を被った。債券投資チームは、短期投機資金の株式市場流入により株式市場が不安な上昇基調を見せたことに支えられ、債券利回りが小幅に低下し、若干の評価益を出した。 株式投資チームは、市場が急騰と急落を繰り返す極めて不安定な姿を見せたため、全額売却に出た。現金を保有した状態で、株式市場の変数として作用している▲ペルシャ湾情勢▲顧客預託金流入の継続の可否▲機関売買動向を重点的に見守る計画である。 債券投資チームと混合投資チームは、それぞれ最近の債券市場が株式市場の顧客預託金など株式市場と連動する点を考慮し、利回りが高く形成されている社債を買い入れるか、保有債券を入れ替える方向で戦略を立てた。 30日現在、3チームの収益率は▲株式投資チーム35.4%▲債券投資チーム19.1%▲混合投資チーム10.7%を記録している。現在の株式市場の特徴を反映し、株式投資チームの収益率の変動が急である。 ◇株式投資チーム 株式投資チームは、先週までの株式市場の過熱ムードが今週に入ってからは調整局面を避けられないと予想している。 特にストップ高でも売り物がない状況が生じたかと思えば、瞬時にストップ安でも売れない極端な乱高下相場が演出されているだけに、持続的な上昇ムードという幻想から一歩離れた投資作戦が必要だと見ている。 株式投資チームは当初、出来高3000万株以上で「売り」の時点を探っていたが、▲今週初めから与党圏に流れ始めた覚書波紋の乱気流により地方自治制の交渉が順調に進まないとみられる点と、▲ペルシャ湾の平和交渉が大きな進展を見せていない点を憂慮し、保有株式をすべて処分した。 先週の保有株式の時価と比較すると、▲大宇で80万ウォン▲光州銀行で72万ウォンなど、合計152万ウォンの売買損失を被った。 今後の調整局面を予想し、相場を様子見しつつ、総合株価指数700台付近まで押される場合には金融株と大型製造株にそれぞれ分散投資する案を検討中である。 ◇債券投資チーム 短期間に急激に顧客預託金が株式市場へ流入し、証券会社の資金事情を好転させたことで、長期債と短期債の利回り格差が縮小する様相を示している。 債券投資チームは、▲株式市場の資金事情の好転と▲今後の社債発行量の縮小調整▲11月以降の資金事情の相対的な好転などにより、債券市場の条件は現在の水準から好転状態に転じると見ている。ただし物価の動きが不安であるだけに、好転傾向が持続するには困難が伴うとの計算を敷いている。 これに伴い債券投資チームは、先週買い入れた長期社債を当面保有すると同時に、長期債中心の運用戦略を展開する計画である。先週は社債利回りの安定の兆しに支えられ、保有社債が55万6000ウォンの評価益をもたらした。 ◇混合投資チーム 混合投資チームは、今週の株式市場は業種別に活発な手替わりが起きながら、追加上昇に向けた力を蓄積する期間になると見ている。 したがって株式をすべて処分した株式投資チームとは異なり、先週買い入れた株価インデックスが27万ウォンの評価損となっているにもかかわらず、もう少し保有することにした。混合投資チームはまた債券市場については、資金循環の歪みにより個人部門に滞留していた資金が株式市場に流入し、やや落ち着きを取り戻しているとみて、保有していた国民住宅債券1種を売却し、社債を18.05%の利回りで買い入れる入れ替え売買を行った。【方文新(パン・ムンシン)記者】 [表] ◇週間投資内訳 [グラフィック] ◇チーム別累積投資収益