店ごとに山積みされた落花生・くるみを見ていると、いつのまにか正月の小正月が近づいたことに気づく。今年一年、吹き出物にかからず、病気知らずで無事平穏であることを祈りながら、最初にかみ砕いたプロム(堅果)を庭に捨て、耳明かし酒を一杯飲む風習は、どの家庭でも昔も今も変わらず続いている。 落花生・くるみ・松の実・銀杏・生栗などのプロムを小正月ごとに食べながら、単に昔からの風俗の一つだから続けているだけだと考えるなら、大きな誤解だ。プロムの栄養価値を綿密に見てみれば、なぜこうした風俗が今日まで脈々と続いてきたのかが分かる。 プロムはまず、個人の健康水準を測る尺度の役割を果たす。殻の硬いプロムを難なく割ることができるほど歯が丈夫であれば、少なくともその年の健康は保証されているわけだ。自分の年齢の数だけプロムを割るのもこのためで、老人は割ることのできるプロムの数が減っていく寂しさを同時に感じることもある。それぞれのプロムが持つ栄養特性をみてみる。 落花生 プロムが吹き出物を予防するという話は、皮膚の健康に役立つからである。落花生にはビタミンB群とEが豊富で、皮膚の栄養状態を改善すると知られている。しかし落花生の真価は高タンパク・高脂肪食品であることにある。必須アミノ酸のリシンが豊富で、脂肪の成分は体内のコレステロール値を下げるという不飽和脂肪酸であり、いくら食べても太らず、高血圧を調節できる。特に老化防止の役割を果たすというビタミンEの1日必要量5mgは、落花生10個で十分である。 生栗 果物を除く木の実のうちビタミンCが最も豊富なのが栗だ。皮膚美容・疲労回復・風邪予防に良く、焼いたり茹でた栗より生栗のほうがビタミンCがよく保存されている。またカルシウム・鉄分・カリウムなどのミネラルが多く、糖質は消化のよい良質のもので、胃腸機能を強化する効果がある。 栗は品種によって黄色が濃いものがあるが、これはカロテノイドという色素のため。カロテノイドは体内に吸収されるとビタミンAに変わるが、主婦湿疹や荒れた手に塗るクリームや軟膏の主成分がビタミンAであることを考えれば、栗の効能が分かる。 銀杏 神経組織の成分となるレシチンと、ビタミンDの母体となるエルゴステリンがあり、皮膚美容に効果が大きい。他のプロムと同様にタンパク質と脂肪が多い。銀杏は子どもの夜尿症の治療に使われることもあり、就寝の3~4時間前に焼いた銀杏の実5~6個を食べさせる。 銀杏には毒性物質の青酸化合物が含まれており、時に中毒を起こす。プロムとして割りはするが、焼いたり火を通して食べたほうが毒性を減らし、独特の味を楽しむのに良い。 松の実 熱量が特に高く、ビタミンB群が他のどの食品より豊富である。やはり不飽和脂肪酸が豊富で皮膚を潤すが、食べ過ぎると腹をこわしやすい。くるみや落花生より鉄分が格段に多く、貧血治療に良い効果をみる。栄養価保存のため殻をむかずに保存する。 くるみ くるみ3粒でその日一日に必要な脂肪分はすべて摂取できると知られている。不飽和脂肪酸・ビタミンB群・ミネラル・タンパク質なども豊富だ。すべてのプロムがそうであるように熱量が非常に高いが、小正月にプロムを割るのも、実は昔の栄養が不足していた時代、厳冬期に最も手軽に熱量を補う方法だったからだといえる。 【孫東榮(ソン・ドンヨン)記者】
1991-02-28 | 孫東榮
[生活人の健康] クルミ・ナッツ類、ビタミンたっぷり…春の活力を補充
本文はAIによる機械翻訳です。見出しは原文(韓国語)のまま表示しています。正確な内容は原文をご確認ください。






