1991-02-28 | 鄭在淑

小正月「厄よけ」…一年の福を祈る

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我々の祖先は、一年の始まりである正月に、吉祥で福に満ちた一年となるよう祈る各種の行事を開いた。正月14日である今日は、旧正月以降に沈んでいた節句気分を呼び戻す小さな望の日であり、明日は上元と呼ばれる小正月。風習は現代生活に合わせて変わったが、新年の運気と健康を願う昔の人々の知恵は今も生きている。 小正月の習俗は食べ物と遊びの二つの形態に大きく分かれるが、板跳び、凧揚げ、橋渡り、月の家焼き、火振り遊びなどの厄払いの遊びは、住居形態の変化などにより次第に消えゆく民俗となっている。今日の我々に比較的多く残っているのは食べ物である。栗・松の実・クルミなどの堅果類と耳明かし酒、五穀飯と9種類の干し野菜、薬飯などは購入でき、作るのも比較的簡便で、主婦が手軽に用意する正月の食べ物となっている。小正月の代表的な料理をいくつか、作り方の要領を見てみる。 五穀飯 もち米・うるち米・小豆・アワ・モロコシなど5種類の雑穀を混ぜて炊く飯。核家族が多い都市生活に合わせ、普段あまり食べない雑穀類を1000ウォン分ずつ袋に入れて売っているので、家族が好むものを選んで買えばよい。 ▲材料=米2カップ、もち米1カップ、小豆半カップ、モチアワ半カップ、モロコシ半カップ、麦半カップ、塩少々 ▲作り方=小豆はよく煮ておき、モチアワ・モロコシはきれいに洗って渋みを抜くよう水に浸して戻す。米・もち米・麦も洗って水に浸しておく。小豆を煮た湯に塩を入れて味を調えた後、残りの材料を入れて飯を炊く。水加減は普通の飯より少し少なめに注ぎ、蒸らす時間はより十分に取る。 干し野菜 ズッキーニの干し物、サンチュ、カボチャの干し物、キキョウの根、サトイモの茎、干し大根の葉、ナス、サツマイモの茎など、昨秋に干しておいた各種の野菜が市場に出ている。9種類すべて用意する必要はないが、3~4種類ほど用意して独特の味と香りを楽しむ。 ▲作り方=干し野菜をぬるま湯に浸し、渋みと乾かす際に付いた埃などを洗い落とす。きれいに拭いた野菜をしっかり絞った後、ネギ・ニンニク・醤油・コショウ・ゴマ塩・ゴマ油などの各種薬味を入れて大豆油で炒める。この際、フライパンはできるだけ厚いものを使って野菜が焦げないようにし、あらかじめよく熱した後に油をひき、強火で調理する。 薬飯 各家庭に普及している電子レンジやオーブンを利用すれば簡単に作れる。 ▲材料=もち米5カップ、砂糖2カップ、栗10個、ナツメ半合、松の実30g、醤油1/3カップ、コショウ少々、シナモンパウダー少々、ゴマ油少々。 ▲作り方=塩を溶かした水にきれいに洗ったもち米を2時間ほど浸して戻した後、蒸し器で50分ほど蒸す。栗は渋皮をむいて2等分し、ナツメは種を取って適当な大きさに切っておく。フライパンに砂糖を入れて火にかけ、砂糖が溶けるまでかき混ぜずに置き、溶けたら蒸しておいたもち米に均等に混ぜる。砂糖を溶かしたフライパンに水を半カップほど入れ、栗とナツメを入れて煮詰めた後、準備しておいたもち米と混ぜ合わせ、そこに残りの材料を入れて和える。よく和えた材料を蒸し器で湯煎するか、摂氏200度のオーブンや電子レンジで15分ほど焼き上げる。【鄭在淑(チョン・ジェスク)記者】

[写真] ◇小正月には五穀飯と9種類の干し野菜、薬飯などを作って食べ、食欲を増し健康を祈った。写真は栗、ナツメ、松の実が入った薬飯。