1991-02-28 | 姜永洙

未央生伝 <116> <原題:肉蒲団>

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『駄目にしてしまったなら…まったく使い物にならないということですかい?』 泣き顔になって問いかけてくる権老実を尻目に、太極真人は下唇を突き出しながら頷いた。 こうなると、事が厄介にこじれてしまった次第である。自分について言えば、未央生という若造に女房を奪われ、今や復讐の一念で旅立とうというのに、怒りの鞘に納めておいた恨みの刃が錆びついてしまったとは…。ああ、無念で腹立たしい、という心情で長く鼻息を吐き出すのだが、この姿がまさしく世の万事に失敗し進退窮まった商人の姿として真人の目に映ったのである。 『とはいえ、方法がまったくないわけではないのだがな…。』崖から滑り落ちる瞬間に木の根を見つけたかのように、権老実は両手を虚空に差し出しながら急いで言った。 『どうか私をお助けください、真人様。そうしてくださるなら、どんなことでも致します。』 太極真人は顎下の髭を静かに手の甲で払いながらBinggrae笑ってみせた。 『わしには世の人が知らぬ秘術があるのだ。その秘術を用いさえすれば、お前の萎えた陽茎など簡単に治すことができる。』 『どうかそうしてくださるなら、白骨難忘でございます。』『だが…これまでその秘術を一度も使わなかったのは…下手をすると女色にばかり溺れ、荒淫に落ちてしまうからだ。』 権老実は喉が鳴るほど急いで唾を飲み込みながら、決死の思いで食い下がった。 『真人様、荒淫などとはとんでもないことでございます。今から私が生きても、どれほど長く生きられましょうか。世で最も醜い女であろうと、子孫を作ることさえできれば心残りはございません。どうか慈悲をお与えください。』 権老実は音がするほど床に額を打ちつけながら哀願した。しばらくこの様子を眺めていた太極真人は、心を決めたかのように頷いた。 『わかった。そうしてやろう。』 『まことにありがとうございます。太極真人様。』 『手術をする前に、一つ念を押しておくことがある。』 『?…』 『手術が終わったら、決して荒淫な振る舞いは控えるようにしろ。 もし我が言葉に背いて、みだりに身を動かすようなことがあれば、予期せぬことが起こるであろう。』 『とんでもございません、必ず守ります。』 すると太極真人は、とんでもない言葉を吐き出した。