1991-03-31 | 崔元龍

[日曜話題]「生活用品もリースします」

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生活用品リース業が新たな有望産業として浮上している。 一般にリース産業といえば機械などを中小企業に貸し出す設備リースを思い浮かべやすいが、生活用品リースは芳香剤・マット・浄水器・モップなどの生活用品を低価格で提供し、定期的に補修・交換までしてくれるのが特徴だ。 顧客の立場では製品購入に伴う負担がないだけでなく、使用管理上の不便も軽減できる。また同じ製品でもデザインとカラーを変えながら使える。 一例としてマットの場合、自ら購入すれば2万5000ウォンの製品を2枚以上買い、半月ごとに自分で洗濯しなければならない。これに対しリースを選べば月使用料5000ウォンだけですべて解決できる。半月ごとにリース業者の社員が訪れて新しいマットに交換してくれるからだ。その際、色やデザインも自由に選べる。現代人は製品のライフサイクルが極めて短いほど変化を求めており、製品に対する概念も所有から使用へと転換する傾向にある。 こうした時代の流れに乗り、生活用品リース業が韓国内でも本格的に胎動しているのだ。 (株)青新物産(代表・玄道政〈ヒョン・ドジョン〉)がまさにその主役だ。今年初めにソウル・新林洞で開業したこの会社は、3カ月で1500の取引先を確保し、成長路線を走っている。 まだ従業員10人の小規模な会社だが、「クリンマン」という商標で首都圏の隅々を回り、毎月500の取引先を新規開拓し、点組織の形で顧客を管理している。 取扱品目はマット・モップ・芳香剤・人工樹木など。製品ごとに新しい機能とデザインを備えるよう製作し、既存製品と差別化したのが特徴だ。取引先はレストラン・ホテルをはじめとする事業所と学校が主となっている。「当社が供給する品目は環境・衛生に関連する製品です。実生活を快適で便利にしようということです」。30代の玄道政社長は、きれいな人、きれいな社会をつくるためブランドも「クリンマン」に決めたと明らかにする。 青新の今年の売上目標は30億ウォン。日本では大型リース業者が売上1兆円を超えるほど生活用品リースが盛況だという。韓国内でもいくつかの大企業がリース産業に乗り出すことを決め、準備を整えていると伝えられている。 青新は大企業の進出に対応し、全国規模の流通網を構築する計画の下、大邱など地方都市に事業所の開設を急いでいる。また取扱品目も大幅に拡充し、ウエディングドレス、ファッション・広告機能を生かしたアドマットなどを近く披露する計画だ。 同社は最高級のウエディングドレスを5万ウォン程度の低価格で貸し出す計画であり、製作費10万ウォンのウエディングドレスを30万~80万ウォンで貸して暴利を得ている結婚式場の横暴も、近いうちに改善されると期待されている。 青新はこれとともに、最終的には一般家庭に食い込む方針の下、主力商品として家庭用モップの開発を進めている。 「家庭を対象にリースが行われれば、流通部門に大変革が起きるでしょう」。玄社長は、家庭を定期的に訪問して製品を直接配達または補修するリース産業が、コンビニエンスストア・大衆量販店(GMS)などの新流通業態を超える「次世代流通体制」になるとし、自信を示した。 【崔元龍記者】