明朗小説・恐怖推理小説が横行している児童図書市場に、一部の出版社が子どもの日を前に「脱商業主義」を掲げる児童企画図書を相次いで披露している。 中堅作家の宋基淑教授(全南大国文科)が子どものために書いた少年歴史小説「物語 東学農民戦争」を125冊目として出した創作と批評社の「チャンビ児童文庫」は、77年から始まった児童企画図書だ。作品および執筆者の選定に神経を使うため年10冊以上は出せないチャンビ児童文庫は、創作童話から世界童話・童詩童謡集・偉人伝記・韓国伝来童話・世界民話・科学童話まで多様な面貌を見せている。 また民音社は、未堂・徐廷柱詩人が世界69カ国の民話159編を昔話式に書いた「徐廷柱世界民話集」と、仏文学者の金華榮教授(高麗大)が責任編集した「フランス童話」シリーズを出したのに続き、最近、英文学者の金禹昌教授(高麗大)が責任編集した全7巻の「英国・米国童話」シリーズを刊行した。 国民書館は、テーマ別に編集した児童向け絵童話シリーズ「子どもの国」と、中堅詩人・小説家を執筆者に動員した「子どもと一緒に読む創作童話集」シリーズを企画・出版した。 「子どもの国」シリーズは全9巻として企画された絵童話で、各巻の物語は幼児の想像力と観察力を育てるよう構成されている。 今年中に13巻を完刊する「子どもと一緒に読む創作童話集」シリーズには、詩人のクァク・ジェグ、ファン・ジウと小説家のパク・ワンソ、チョン・スンセ、ソン・ヨン、オ・ジョンヒ、キム・チェウォン、ユ・スナ、イ・ギョンジャ、ヤン・グィジャ、イム・チョルウ、キム・ヨンヒョン、キム・ナミルらが執筆者として参加しており、最近その第1弾として詩人クァク・ジェグの「小雀チック」を披露した。 そしてシングメディアも子どもの日に合わせ、「子どものための愛の贈り物」シリーズとして、マ・ヘソン、パン・ジョンファン、カン・ソチョン先生の童話を集めた全3巻を子ども向け贈答用ケースに製作し書店に出した。このほか哲学書籍専門出版社のソグァン社は哲学大衆化運動の一つとして「哲学が宿った童話」シリーズとともに昨年から「愛と知恵が込められた童話」シリーズを出しており、玄岩社も90年から「玄岩児童文庫」を新たに企画し創作童話集をシリーズで刊行してきている。【申正夑記者】 [写真] ◇脱商業主義を掲げた児童図書の企画物が相次いで出ている。
1992-04-30 | 申正? 申正夑
健全な子ども向け書籍が多数刊行
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