産業的側面から見て、コメの効用と価値はどの程度なのか。最近、コメの輸入開放圧力が強まるにつれ、その開放の衝撃を予測するうえでこうした問いがしばしば提起されている。 まず、コメ生産人口や農業における比重、産業的な連関性などをおおまかに推定してみても、コメが国民経済に及ぼす直接・間接の効果は重大である。 90年の統計によれば、コメは農家所得の28.1%、農業所得の49.4%を占め、670万人の農家人口の主たる所得源である。 国民経済的側面でも、コメ生産人口は300万人で、全体の経済活動人口1850万人の16%を超え、生産額は年間6兆6000億ウォンでGNP(国民総生産額)比4%に達している。 また、単純な農業的価値だけを見ても、コメは国内生産品目のうち単一品目として最大である。 さらにコメは、生産・流通部門で産業の前後方効果が他の工業製品に比べて格段に大きい点で、市場開放の深刻さを感じさせる。 コメの前方連関産業としては農機械などの機械工業、肥料・農薬などの化学工業、金融業、農地・用水に関連する土木・建設業などがあり、後方産業としては精米業・保管および倉庫業、輸送業、流通業、包装産業、卸・小売業、コメ加工産業など、数え切れないほど膨大な産業群と直接・間接の縁を結んでいる。 こうした前後方産業を考慮すれば、コメの生産・雇用誘発効果など国民経済的な重要性はいくら強調しても行き過ぎではないといえる。 農林水産部の資料によれば、国内の農機械産業は年間5100億ウォンの生産規模で6000人の従業員の生計の基盤であり、肥料産業には4400人(4400億ウォン)、農薬産業には1万5000人(3500億ウォン)がそれぞれ従事している。 また、全国の精米工場は1万6000カ所、穀物保管倉庫は1万500棟(88万2000坪)、米穀店4万カ所、コメ加工工場(餅製造所)8600カ所などで、その従事者数は100万人を超えると推算されている。 全国のコメ流通量は1日17万3000俵(80kg入り)に達するが、これは8トントラック1730台分であり、コメの流通経路が通常5~6段階を経ることを考慮すれば、毎日8トントラック1万台分のコメが運ばれている計算になる。ソウルの1日のコメ消費量は4万俵で、8トントラック400台分である。 こうしたコメの経済的ボリュームと産業的連関効果を見れば、わが国が農耕社会から工業化・都市化へ進む過程で、常にコメがその原動力であり土台となってきたといっても過言ではない。 資本主義の中枢機関といわれる金融産業の発展にも絶大な効果を及ぼした。農村はかつて工業製品の主要な消費地帯であったうえ、農村資金が都市を行き来して工業化の生命線の役割まで担った。年間2兆4000億ウォンの営農資金と数兆ウォンの各種農村投資資金、2兆ウォン前後の秋穀買い入れ代金などは農村金融を代表している。NongHyupが国民銀行・住宅銀行とともに国内3大金融機関として根を下ろしたことを見ても、膨大な資金の流れを読み取ることができる。 こうした経済的効用のほかに、コメの公益的価値は正確な計算が不可能なほど無限大に近い。水田の雨水貯留能力は年間23億トンで、同量の洪水調節用ダム建設費の利子と管理費に換算すれば年間9400億ウォンの利益を生み出し、光合成理論上の酸素供給量は年間7800トンで、その価値は4兆6000億ウォンに達する。このほか土壌流失防止・空気浄化などは金銭に置き換えられないものである。 農林水産部は、コメ輸入開放後にコメ生産人口の50%である150万人が5年間で農業を放棄すれば、失業率は90年の2.9%から5.6%へ急騰し、深刻な雇用問題を引き起こすと懸念している。 よく鉄と半導体を「産業のコメ」と表現する。これらが産業の骨格をなす貴重な素材であるという意味で、誰もが共感するコメに例えるのである。しかしコメは、それ自体が産業的・経済的側面で依然として最も貴重で大切な素材として存在している。【宋河植記者】
1992-04-30 | 宋河植
コメ、木曜連載の連関効果
本文はAIによる機械翻訳です。見出しは原文(韓国語)のまま表示しています。正確な内容は原文をご確認ください。






