国内最大の書店である教保文庫が1年間の全面改装工事を終え、30日午前10時に再開店した。 この日の開店に先立ち、教保ビル1階入口で李秀正文化部長官、李漢彬前首相、朴孝根教保文庫社長らが出席して簡単な記念式が開かれた後、固く閉ざされていた玄関の扉が開くと、1万人余りの読書愛好家が新たに装いを変えた売り場に入り、本を選んだ。 180人の売り場職員は1年ぶりに訪れた顧客に変わった売り場の案内で忙しく、顧客も現代的にしつらえられた書架をあちこち巡りながら楽しんでいた。 開店初日に教保を訪れた読書客は、休業前の平日平均5万人、休日7万~8万人だったのをはるかに上回る10万人と教保側は推算した。 総額50億ウォンを投じ、再び光化門交差点の名所として登場した教保は、まず売り場規模が従来の1500坪から2700坪へ大幅に拡大し、単一書店としては最大規模。ロンドンのフォイルズ(2100坪)、ニューヨークのバーンズ・アンド・ノーブル(1500坪)、東京の三省堂(1255坪)など世界の名門書店より広い。 書架の総延長は24.7kmで、国内外の書籍15万種150万冊を備え、すべてコンピューターで管理している。 売り場入口の図書相談室にはコンピューター10台を稼働させ、2500種に達する海外専門図書の目録を購入できるよう案内している。 また国内書店として初めてPOSシステム(販売時点管理体系)を導入し、図書の注文から入荷はもちろん図書案内までコンピューターで処理され、本を売買する際には本に付けられたバーコードを端末機のスキャナーが読み取って価格が付けられる。 このほか、本や文房具を持ち出すと警報音が鳴る盗難防止装置が各所に設置され、天井には27万個の銀白色の筒がつり下げられ、造形美はもちろん騒音防止という二重の役割を果たしている。 [写真] ◇1年ぶりの全面改装工事を終え、30日に再び開店した教保文庫の売り場。読書愛好家で埋まった。【張鍾哲記者】
1992-05-31 | 張鍾哲
教保文庫、再開場初日に「10万人の波」
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