WHO(世界保健機関)が定めている正常血圧の基準というものがある。それによると正常血圧とは、最高血圧が139mm以下、最低血圧が89mm以下の場合をいう。 高血圧は最高血圧が160mm以上、最低血圧が95mm以上の場合である。また高血圧と正常血圧の中間を「境界高血圧」というが、それは最高血圧140~159、最低血圧90~94の場合である。 ところで血圧というものはさまざまな影響で動揺しやすいものであるから、血圧が正常な人でも種々の条件によって一時的に血圧が上がることもある。したがって高血圧と診断するためには何度か繰り返して測定してみて、常に血圧が160~95以上である場合に高血圧と診断することになる。 以前は自分の正常血圧は「年齢+90」と知られていた。そうであれば50歳の人の正常血圧は140であり、60歳の人の正常血圧は150ということになる。しかし先に説明したWHOの基準からみればそれは「境界高血圧」に該当するので正常ではない。 われわれ人間は立って生活するので、心臓に近いほど血圧が高く、心臓から遠いほど血圧が低くなる。したがって心臓から血液が送り出されるときの血圧が仮に140mmだったとすれば、通常は腕で血圧を測るので多少下がって130mm程度となり、さらに足先では100mm以下になるといったように血圧値が下がる。 したがって成人と子どもを比べてみると、子どもの血圧が低いのが普通である。生まれたばかりの赤ん坊は心臓から足先までの間が成人より短いので最高血圧も80~90mmであり、小学生は最高血圧がおおむね100mm程度、中学生は110mm程度といったように、身長が伸びるほど血圧も上がる。 思春期になると120mm程度となり、40歳ごろまでその血圧が維持されるが、それ以降は動脈硬化が生じる関係で血圧が次第に高くなる傾向を示す。 最高血圧とは心臓が収縮して大動脈へ血液を送り出すときの圧力であるが、年を取ると血管に動脈硬化が生じるため、心臓から送り出すときに十分に力を使わなければ体の隅々まで血液が送られない。そのためどうしても血圧がある程度上がる。 したがって60歳、70歳になれば血圧がある程度高いのが正常であり、仮に70歳の人の血圧が160であることを分類上の高血圧と早合点して40代の人のように血圧降下剤を使ってはならない。そうすれば心臓から送り出される血液が減少し、かえって心臓やその他の生体機能を低下させるので、血圧が下がることで体の状態が悪くなったと訴えることになる。 最低血圧が1mm高ければ、最高血圧が数mm高いのに相当するといわれる。最低血圧が高くなるほど、最高血圧も高ければ脳出血を起こす危険性が高い。最高血圧は正常であるのに最低血圧が100mm以上であれば、脳出血あるいは脳梗塞を起こす危険性が高まる。 ところで血圧降下剤は最高血圧に対しては効果が良いが、最低血圧には効果が芳しくないのが特徴である。
1992-09-30 | 서울경제
[成人病クリニック]<27>正常血圧
本文はAIによる機械翻訳です。見出しは原文(韓国語)のまま表示しています。正確な内容は原文をご確認ください。






