1992-09-30 | 李光會

利便施設は未整備、交通不便も相変わらず、生活必需品も大幅不足「新都市生活はあまりに苦しい」

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盆唐の模範団地は30日で入居開始から満1年を迎えたが、各種インフラおよび生活利便施設の未整備で入居者が大きな苦痛を受けている。 昨年9月末に入居が始まった当時の手抜き工事や瑕疵補修による混乱はようやく収まったが、入居者数が次第に増えるにつれ、商店街などの利便施設の不足や物価高、ソウルへの交通不便など様々な困難が重なり、入居者は対策を訴えているが、有効な手立てはない状態だ。さらに近隣の工事現場から発生する各種の工事騒音やほこり、各級学校施設の未整備による授業への支障などが、入居者とその子どもたちの新都市生活を一層難しくしている。 まず入居者は、盆唐新都市が入居開始1年を迎えたにもかかわらず、商店街などの利便施設が甚だしく不足し、最も基礎的な生活の面でさえ一日一日を送るのが大変な状況だと訴えている。 生活に必要な基本物品さえ適時に購入するのが難しく、しかも価格はソウルなど近隣地域より20~30%程度高い実情だ。このため入居者は、高い値段を払うくらいならむしろソウルや城南市内に出て買い物をするという不便に甘んじている。 模範1団地の韓信共栄115棟に住む白某主婦(34)は「団地内に商店街はあるが品物の種類が少なく、特に魚などの基本的なおかず材料はまったくない場合が多い」として「したがって週に1~2回はソウル江南のデパートへ買い物に行っている」と話した。 また1団地のサムスンマンション130棟に入居した金恩美さん(45)は「先の秋夕の連休には近隣の店が祭祀用品をソウルより実に50%以上も高く売り、住民の怒りを買った」として「連休など需要が集中する時期には、むしろ外に出て品物を買う方がよい」と不満を漏らした。 これとともに、団地内に幼稚園やピアノ・美術教室などの子女教育施設が大きく不足し、入居者は気をもんでいる。 入居者数は今年に入って大きく増えている一方、これら子ども向け教育施設は団地ごとに1~2カ所にすぎず、これを収容する施設が大幅に不足しているためだ。このため幼稚園の場合、契約金(登録金)を先に払って1カ月以上待たなければならない状況であり、それでも質の高い教育を期待しにくい実情だ。 2団地の漢陽マンション323棟に住む柳某主婦(37)は「引っ越してくる前、ソウルでは4万ウォンにすぎなかったピアノの受講料が、ここでは6万ウォンで50%高い」と述べ、「高いにもかかわらず、講師1人に5~6人の生徒が常に2~3時間ずつ待つなど、まともに受講することさえ難しい」と不平を述べた。 昨年の入居初期から問題となってきたソウルとの交通不便も大きく改善されていない。バスに1本乗るには普通30分以上待つのが常であり、乗客が少ない夜間には運休が多く、不便は並大抵ではないと入居者は訴えている。また職場が大半ソウルであるため、交通渋滞による通勤戦争を毎日のように経験しなければならず、特に出勤には2時間かかるのが普通で、チョンセに出して再びソウルへ転入する事例が大きく増えている。 このほか、昨年から開校した一部の学校の教室に防音設備さえ整っておらず、各種騒音により正常な授業に多大な支障を招くなど、急造された新都市の後遺症が各所で現れている。【盆唐=李光会記者】