1992-10-31 | 權五炫

「韓国の絵は高すぎる」論争が再燃

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最近のニューヨーク・クリスティーズにおける韓国美術品競売の結果をめぐり、国内美術品価格に対する論争が再び起きている。 26日、ニューヨークのクリスティーズ競売場で開かれた韓国美術品競売では、出品された韓国美術品計69点のうち37点が落札され、32点は流札となった。 最も高い価格で売れた韓国美術品は32万ドルで落札された新羅末期~高麗初期の青銅釈迦如来立像で、その次は18世紀の李朝白磁(30万ドル)である。 関心を集めた韓国現代絵画のうち金興洙(キム・フンス)氏の1959年作「韓国の女人たち」は20万ドルで落札され、金基昶(キム・ギチャン)氏の「柿の木とスズメ」は9000ドルで売れたが、小亭・卞寛植(ピョン・グァンシク)の山水図は予定価格(8000~1万ドル)でも買い手がつかず流札となった。 今回のクリスティーズ韓国美術品競売には66点の古美術と3点の現代美術が出たが、青磁・白磁など陶磁器類が高い応札率を示した一方、螺鈿漆器・絵画・装身具類などは流札率が高かった。 クリスティーズ側は今回の競売で、韓国美術品に対する品目別応札率は54%にすぎないものの、総競売額は総予定価格の78%に達するため、比較的成功した競売だったとの評価を下している。 しかし、国内美術界がクリスティーズ競売の結果に下す評価はこれとは異なる。 昨年の競売と同様、国内で通用する美術品の価格と海外で評価されるわが国の美術品の価値が著しい差を示しているという事実が、再び証明されたためである。 古美術はさておき、今回落札された金基昶氏や金興洙氏の絵は国内価格の半分程度で、昨年とまったく同じ評価を受けたことになる。 これについて国内美術界では、『外国人の情緒でわが美術品に正しい評価を下せるだろうか。気にすることではない』という意見と、『国内美術価格が明白に過大包装されたものだ。対策を立てるべきだ』という意見が対立している。 当事者である作家の金興洙氏は『競売で成立した価格が真に作品の質を評価しているとは見ていない。西欧美術の歴史が浅い韓国にとって、世界の美術市場を動かすクリスティーズに名が挙がったということだけでも満足すべき成果ではないか』と反問した。仁寺洞のS画廊の丁(チョン)某氏は『国際的な美術価格の形成は、その国の国力や文化力量に大きな影響を受ける。今回の競売結果は、この面で大きく落胆すべき結果ではない』として、国内美術価格とクリスティーズ競売は相関がないとの立場を示した。 これに対しある評論家は『問題の核心を回避するためにわが国を文化劣等国に貶める破廉恥な行為だ』とし、『わが美術品の価格が高いことを率直に認め、流通構造の改善などを通じて芸術の国際化時代に積極的に対応すべきだ』と述べた。彼はまた『国内で美術品競売が活性化しない理由は、競売を通じて過大包装された美術品の価格が大幅に削られた場合、これによって損害を被ることになる一部の美術関係者の独善のためだ』と断じ、『これだけ見ても国内美術品価格の虚構性がよく分かる』と語った。【権五炫(クォン・オヒョン)記者】 [写真]◇26日、ニューヨーク・クリスティーズの韓国美術品競売で最高価の32万ドルで売れた青銅釈迦如来立像(新羅末~高麗初)。