1993-04-30 | 燮

[焦点] 禁煙は「ニコチンパッチ」でゆっくりと

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1日1箱以上を10年以上続けた喫煙は「ニコチン中毒」であり、これを解決するためにはニコチンパッチ剤のようなニコチン代替品を使用し、徐々にニコチン中毒から抜け出すことが良い方法だという指摘である。 最近、家庭医学会の主催で開かれた「禁煙シンポジウム」で、ソウル大学校家庭医学科の柳泰宇(リュ・テウ)教授は『大部分の韓国の喫煙者はニコチン中毒の状態であり、このような中毒がすなわち禁煙できない原因になっている』としながら、このように明らかにした。 柳教授は、ニコチン代替療法は禁煙において最も難しい問題点である禁断症状を解決してくれると述べた。これは禁煙に伴って生じる脳内のニコチン欠乏をたばこではない方法で予防しながら、一方でたばこの深刻な有害物質である一酸化炭素や発がん物質などを遮断する効果的な方法だと提案した。柳教授はニコチン代替療法としてニコチンガム、ニコチンパッチおよびニコチン鼻腔スプレーなどがあると紹介した。 このうち最も先に開発されたニコチンガムは、喫煙者が喫煙を渇望するたびにガムを噛むことでニコチンを供給されるニコチン代替品である。しかしこれは口腔粘膜を通じたニコチンの吸収が喫煙より遅く、完全な禁煙には不十分であり、重いニコチン中毒者は禁煙後に長期間使用しなければならないという短所がある。またも一部の使用者の場合、めまい、吐き気、苦味、口腔と咽喉のひりつき、腹痛などの副作用が現れたという。 また、ニコチンが皮膚を通過するという原理を利用して最近開発されたニコチンパッチ剤は、1日1回の貼付で24時間にわたりニコチンを経皮的に供給するため便利であるだけでなく、安全性まで備えていると柳教授は紹介した。皮膚組織にニコチンを供給するパッチ剤は、胃腸で吸収される他の代替用品とは異なり肝臓の通過を避けることができ、24時間貼付して持続的にニコチンを供給し、75%というニコチン吸収率を持っている。柳教授は、このような効果によりパッチ剤はニコチンガムやスプレーに比べ副作用が少なく持続的だと述べた。 ニコチン鼻腔スプレーはガムよりは使用が簡便だが、副作用などによりまだ実験段階にある。 柳教授は、禁煙補助剤としてのニコチンパッチ剤の効果と安全性は世界各国で自国民に対する研究により立証されたが、国内ではこのような研究結果がないため、今年から国内患者120人を対象にニコチンパッチについての研究を実施していると明らかにした。【燮】