疾病治療に広範に使用されている一般的な抗生物質に病原菌の耐性が生じ、これら抗生物質の薬効が失われるに伴い、世界の医学が危機に直面している。 米国の科学者たちは、最近アトランタで開かれた米国微生物学会の年次会議で、肺結核・肺炎・脳膜炎・性病・食中毒など、過去数十年間にわたり広範な抗生物質によって治療が可能だった疾病が、抗生物質に対する抵抗力が強まったことで、今では効果的な治療が難しくなっていると警告している。 各種バクテリアに特効を発揮していた抗生物質がこのように役に立たなくなったのは、抗生物質の乱用と不適切な使用のためだというのが微生物学者の指摘である。 彼らは代表的な例として、米国では通常のブドウ状球菌がバンコマイシンというただ一つの抗生物質を除いて、すべての抗生物質に抵抗力を持つようになったと指摘する。 『ブドウ状球菌は、間もなくバンコマイシンにさえ抵抗力が生じるだろう。そうなればブドウ状球菌によって発生する疾病を治療する手段がなくなるだろう』とニューヨーク所在のロックフェラー大学のアレクサンダー・トーマス博士は語る。 ボストンにあるタフツ医科大学のスチュアート・レビー博士は『以前は抗生物質で退治が可能だった肺炎球菌に抵抗力が生じ、子供が死亡したり脳に損傷を受ける場合が多くなった』と明らかにしている。 かつて奇跡の抗生物質と言われたペニシリンも、乱用と不適切な使用によって耐性株が生じてしまったと微生物学者たちは嘆いている。 『普通、バクテリアに感染したという場合、感染したバクテリアのうち薬に対して抵抗力を持つものは1万個に1個にすぎない。したがってこうした状態ではバクテリアが完全な抵抗力を発揮することはできない。しかし抗生物質を投与すると、抵抗力のないバクテリアだけがことごとく死んで耐性株だけが生き残り、優性株に変わってしまうのだ』とレビー博士は説明する。 微生物学者たちが指摘している抗生物質の乱用事例は次の通りである。 ▲託児所で抗生物質が乱用されている。子供が病気でもないのに、他の子供から感染するかもしれないと単純な予防措置として抗生物質を飲ませている。 ▲医師の処方なしに抗生物質が使用されている。最初は医師の処方によって購入した抗生物質のうち一部を服用し、残りを保管しておいて、後で体調が悪いように思えば無条件にこれを再び服用する。 ▲インフルエンザのようなありふれた症状にも抗生物質を使用しているが、この場合は抗生物質が特に役立つわけでもない。抗生物質はかえって体内で自然に生じる有益なバクテリアまで殺してしまう可能性がある。 ▲感染したバクテリアのみを攻撃目標とする限定された目的の抗生物質を使うよりも、有害か有益かを問わずバクテリアを殺す多目的抗生物質が使用される場合が多い。
1993-05-31 | 서울경제
[焦点] 医学界の危機「抗生剤の薬効が消えた」
本文はAIによる機械翻訳です。見出しは原文(韓国語)のまま表示しています。正確な内容は原文をご確認ください。






