1993-06-30 | 洪

[インタビュー] 「巫俗、精神治療」シンポジウム、臨床学会の李根厚会長

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精神障害者の治療に詩や音楽、美術、舞踊、演劇など芸術分野を取り入れている大韓臨床芸術学会は、7月2日と3日に梨花女子大学法政大学講堂で「巫俗、精神治療そして臨床芸術」をテーマに初の国際学術シンポジウムを開く。 こうしたテーマ選定について李根厚(イ・グンフ)会長(写真・梨花女子大学神経精神科長)は「古代の巫俗は一種の治療行為であり、現代の精神治療の原型と言える」と述べた。 -臨床芸術とは。 ▲精神分析や薬物とともに精神障害を治療する技法の一つである。芸術行為を通じて精神障害者が自らを整理し、客観的に発見させることで、患者の精神的健康を回復させることに目的がある。 -薬物療法や精神分析との違いは。 ▲芸術療法は芸術を創作することで自らの内面を表現し浄化し、自我を取り戻すのに役立つ。また一定の症状にのみ対応する他の療法とは異なり、患者を統合的に治療する。それにより患者が再び社会に復帰するのを助けることができる。現在、精神障害者の治療にはこれらすべての療法を併用している。 -芸術療法が利用できる分野は。 ▲第一に治療に利用できる。すなわち創造過程が自我認識と個人の成長を強化し、同時に葛藤を解消させることができる。第二に精神治療の媒介体になり得る。すなわち創作物とその関連事項が、個人の内面世界と外的世界との調和的な関係を発見するのに役立つ。そのほか症状の評価や診断にも利用できる。 -今回のシンポジウムで発表される内容は。 ▲米国と日本、韓国の研究者が巫俗と精神治療の関連性について発表する。巫俗は原始総合芸術として、それ自体の中に治療の要素があった。 大韓臨床芸術学会はシンポジウムの開催以外にも、来月4日にソウル白病院と梨花女子大学体育館でそれぞれ音楽治療ワークショップと舞踊治療ワークショップを行い、2~8日には世宗文化会館第1展示室で、5~17日には弘益大近くの緑色ギャラリーで美術治療の作品展示会を開催する。 【洪】