29日は朝鮮王朝の太祖・李成桂(イ・ソンゲ)が漢陽(ソウル)に遷都してからちょうど599年となる日である。したがって来年11月29日にはソウルは定都600年を迎えることになる。 ソウル市はこの意義深い日をソウルの飛躍と再照明の契機とするため、1986年に記念事業を行うことを決定して以来、1992年10月に基本計画を策定し、今年4月に記念事業団を発足させた後、この日「ソウル600年事業」を最終確定し、1996年までこれらの事業を推進することにした。 ソウル市がこの日確定発表した事業内容によれば、記念事業の目標を「ソウル、新たな誕生」に置き、▲ソウルの根探し(再び見るソウル)▲ソウルの姿の整え(新たに生まれるソウル)▲国際化・未来化(開かれたソウル)など4つのテーマ別に計38事業を展開していくことにした。 特に各種記念事業を1994年「韓国訪問の年」行事など国家レベルの関連事業と連携させ、「世界の中のソウル」として浮き彫りにすることに事業の重点を置くことにした。 市がまとめた記念事業案によれば、市は1996年までに計5200億ウォンの予算を投じ、1991年からすでに推進中の南山の姿取り戻しをはじめ、ソウル象徴通りの造成、市立博物館建設など4分野38事業(90の細部事業)を展開する。来年には601億ウォンが投入される。 記念事業の内容をテーマ別に見る。 ◇ソウルの根探し(再び見るソウル)▲ソウル昔の姿の模型製作=1890年代のソウル都城内外の自然景観と道路・建築物などの姿を模型として製作し、1994年9月から3カ月間展示する。▲ソウル学の育成=今年6月にソウル学研究所を開設した後、写真・文書など国内外の史料を収集整理し、歴史・地理・経済などを総合的に集大成したソウル学叢書を発刊する計画である。 ◇ソウルの姿の整え(新たに生まれるソウル)▲ソウルの山河づくり=毀損された地形と侵食施設を回復し、烽火台を復元するなどの南山の姿取り戻し事業を2000年までに仕上げ、漢江に自然史広場を設置、漢江沿いの集中緑化など漢江公園づくり事業を来年末までに完了する。▲文化財の復元・整備=1995年1月までに雲峴宮を整備し、来年10月末までに崇政殿・崇政門など慶熙宮跡を復元する。▲歴史文化探訪路の造成=慶熙宮~景福宮~徳寿宮~昌徳宮を結ぶ歴史探訪路を1996年までに造成する一方、仁王山~南山~北漢山を結ぶ歩行・散策路も造成し、ソウルの都市の姿が自然と人工、伝統と現代が調和した観光・散策の通りを提供する。▲ソウル象徴通りの造成=景福宮~市庁~南山3号トンネル~盤浦大橋~法院団地~芸術の殿堂を結ぶ11kmをソウルを象徴できる通りとして造成することにし、区間別・街路別の造景と都市施設物整備基準を設定して新たな通りに変化させる。 ◇文化振興と市民和合=(活気あふれるソウル)▲市立博物館の建設=慶熙宮跡5900余坪に地下1階・地上2階規模の市立博物館を334億ウォンを投じ、29日から1996年10月まで建設する。▲市民の日の制定および記念行事=市条例を制定し、市民の日を制定(現在は未定)して市民体育大会と記念公演を行い、誇るべき市民600人の選抜・ソウル土着民の発掘事業などを展開する。 ◇国際化・未来化(開かれたソウル)▲ソウル21世紀構想=北京~ソウル~東京を結ぶ軸の中心としてソウルを育成・発展させるため、通信衛星と地下光ケーブルを主軸とした電子情報センター・国際金融センター・インテリジェントビル群など情報処理機能が集結した先端情報化業務団地(テレポート)と国際コンベンションセンターなどを建設する。▲世界の人々との交流=姉妹友好都市化の観光交易展・国際料理祝祭などを通じ、ソウル市民が世界の中の市民になれるようにする。このほか来年11月には東北アジアの変化を展望し、アルビン・トフラーなど世界的な未来学者を招請して国際シンポジウムを開催、来年11月29日にはソウルの現在の姿を収めたタイムカプセルも埋設する。【朴性泰記者】
[写真]ソウル市は定都600年事業の一環として、旧慶熙宮跡5800余坪に市立博物館を1996年10月末までに建設することにし、29日午後に起工式を行った。【金政郁記者】






