1993-12-31 | 崔英圭

93年カード業界決算 自律競争時代を開いた

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国内クレジットカード業界は今年、政策当局の金融規制緩和措置に支えられ自律競争体制に突入し、飛躍的な成長を達成した。 特にBC CARD CO., LTD.、国民信用カード、サムスン信用カード、LG信用カード、ダイナースクラブコリアなど主要カード社の最高経営層が大挙して交代し、経営革新運動を加速化、変革の水門を開いた一年として有終の美を飾った。 暫定集計ではあるが、今年の国内クレジットカード利用額(信用販売+キャッシングサービス)は約25兆ウォンで、昨年より実に67%程度増えた。 会員数も昨年より30%程度増加し、1800万人に迫っている。 年初に悲観的な見通しの中で出発したカード業界が、年末にこのように希望に満ちた一年として締めくくることができたのは、去る5月に政府がクレジットカード利用限度規制の撤廃とともに信用評点制度の導入を許容し、カード業者間の自律競争体制の基盤を構築できる契機を用意したためである。 さらに提携カード発給の許容により、複数業種のサービスを一つにまとめて複数カードの機能を提供する顧客中心のカード発給が可能となり、数十種の提携カードが登場してカード業界の営業活性化の触媒として作用したためである。 これまで名目上の競争状態にとどまっていたカード業界が、金融規制の緩和により各社の立場とシステムに応じて信用等級を差別的に適用する信用評点制を導入し、キャッシングサービスをはじめとする各種手数料率を差をつけて引き下げるなど自律競争体制に突入、この過程で各社独自の対顧客サービス差別化戦略を強力に推進し、会員と加盟店から大きな支持を得ることとなった。 さらに金融実名制の電撃的な実施は、すべての金融取引を透明にすることによって、これまでクレジットカードだけが実名制を実施してきた肯定的な面が高く評価され、クレジットカードと取引の拡散をもたらす重要な契機となった。 クレジットカードの接待費損金認定比率が40%から50%へ引き上げられ、クレジットカード利用が自然に活性化し、官公署の場合すべての接待費および損金処理をクレジットカードで処理するよう義務化したのも、まさにこうした流れである。 こうした社会的条件の変化に対応したカード業界内部の変革も、最高経営層の交代とともに激しく起きている。 BC CARD CO., LTD.は新任の呉武英(オ・ムヨン)社長の就任以降、大々的な組織改編と相まって「顧客満足の極大化」という意味を込めたSER MAX運動を積極的に展開している。 国民信用カードも李淇溶(イ・ギヨン)新任社長の就任とともに、去る1日「意識改革」「顧客満足」「事務革新」の3大実践運動を骨子とした「JET2000運動」の発進大会を開くなど、第2の飛躍に向けた内部結束を固めている。 サムスン信用カードは新任の南正祐(ナム・ジョンウ)社長と李始溶(イ・シヨン)代表取締役副社長に最高経営層を交代させ、経営フォーカスを「顧客の質的サービス改善」に置き、「顧客の声」チームを新設するなど質的経営に拍車をかけている。 崔震英(チェ・ジンヨン)副社長を新たに代表取締役社長として迎えたLG信用カードは、営業網の拡張、電算システム開発に見合う顧客本位のサービス開発に拍車をかけており、特に役員の補職を変更し、李珖鉉(イ・グァンヒョン)専務(営業総括)と金容載(キム・ヨンジェ)常務(企画運営)の業務領域を入れ替えて組織活性化を図っている。 一方、去る2月に大宇グループ系の韓国信用評価がシティバンクから買収し、再出発させたダイナースクラブコリアも、新任の金世謙(キム・セギョム)代表の就任以降、組織を再整備し顧客サービスの差別化に注力、急浮上している。 一方カード業界は、政府が来年から金融産業の再編および開放化に備えてクレジットカード社の資本金を引き上げ、カード業の健全性を維持させることとし、プリペイドカードとデビットカードの発行を許容して新規事業の道を開いたうえ、カード会員保護のため加盟店処罰条項を新たに設けたことで、国内カード業の成長が持続するとみている。【崔英圭記者】 [写真]呉武英<BCカード社長> [写真]李淇溶<国民カード社長> [写真]南正祐<サムスンカード社長> [写真]崔震英<LGカード社長> [写真]金世謙<ダイナース社長>