1994-02-28 | 李勇雄

「イベント時代」の指針書を刊行

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行事やイベントが急増している時代的背景に合わせ、イベント指針書が発刊された。 88年にイベントスクールを開設したことがあるイベンテック代表の趙達鎬(チョ・ダルホ)氏が出した「創造的なイベント戦略(韓国イベント開発院出版局刊・5000ウォン)」は、イベント時代の開幕、イベントとは何か、イベントとコミュニケーション、企業イベントと販促戦略、イベントと文化発展など10項目にわたりイベントの実体に接近している。 また、文化の輸出問題をイベントという新しい視角から照らしているが、著者が「なぜ日本が先行しているのか」「我々は日本を追い抜けるのか」などの問題をイベントという触媒で掘り下げている部分が目を引く。 この本はこれとともに、イベントをどのように企画し、つくり、演出するのかという方法論とチェックリストを提示している。 著者は「この本は、イベントが国を発展させることに寄与できるというイベント富国論の立場から整理した」としながら、「我々が日本より優れたイベントをつくれば日本を凌駕したり追い抜いたりできるし、我が国も強大国になれる」と断言する。 例えば、新聞・雑誌、テレビ、ラジオのようなマスメディアを通じた広告や広報よりも、次第に現場での一般的な出会いと、出会いの中での刺激を属性とする販促や人的販売、イベントがより効用を発揮する時代になったという主張である。すなわち、従前は販促物の贈呈または価格割引などの販促手段が中心となっていたが、次第にコンテスト、現場招待、イベントなどがその効率を高めているということである。 著者は「日本は商品を輸出する前に必ず文化を輸出する。彼らに祭りを披露し、相撲や着物を見せ、彼らに寿司を食べさせる作業を先に行っている」としながら、「一言で言えば、日本が経済大国になったのは、自らの文化を大切にし、よく発展させ、外国人の好みや趣向に合わせて包装して輸出することに成功したためである」と指摘した。 企業はもはや人、物資、金だけでは市場で生き残ることができず、新たな経営資源である情報・時間・文化をきちんと管理しなければならないというのがこの本のポイント。