1994-05-31 | 런던로이터=연합

[海外話題]乳がん細胞「自殺療法」を開発

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巧妙な方法で乳がん細胞を「自殺」させる新たな遺伝子治療法が開発され、臨床試験を控えていると、英国王立がん研究基金(ICRF)が30日明らかにした。 ICRFは発表を通じ、政府の遺伝子治療諮問委員会にこの新しい乳がん治療法の臨床試験を承認するよう要請したと明らかにした。 この新しい遺伝子治療法を開発したニック・レモイン博士は、これが「がん遺伝子を利用してがん細胞を破壊しようとする史上初の試み」だと述べ、「この技術は、いわばがん細胞に自殺せよと命令するものだ」と説明した。 レモイン博士は、この技術の実験対象としてとりわけ乳がんを選んだのは、先ごろ正常細胞の中では働かず、乳がん細胞でのみ活性化されるERBベータ—2という遺伝子が発見されたためだと明らかにした。 「また乳がんが拡散すると、皮膚のすぐ下にあるリンパ組織に小結節ができるが、これは接近が容易で、薬が吸収・活性化されるか否かを点検しやすいためだ」とレモイン博士は述べた。 レモイン博士は、この新しい遺伝子工学技術は、がん遺伝子を制御する分子開閉装置を複製し、これを遺伝物質に載せてがん細胞の小結節に注入するものだと述べた。 「がん細胞がこの遺伝物質を受け入れると、その中の分子開閉装置が作動し、薬の前駆体を毒素の形態に変換する能力を持つ酵素が働くようになる」というのがレモイン博士の説明である。 レモイン博士は、この際、人体が薬に転換できる前駆体としてフルオロシトシン—5を患者に注入することになると述べ、「前駆体はがん細胞でのみ活性化されるため、正常細胞ではなく特定のがん細胞のみを狙った治療が可能だ」と明らかにした。