牙山財団ソウル中央病院が1159床規模の東館を開館し、単一病院としては国内最大規模となる計2164床のマンモス医療団地を形成して、その姿を一新することになる。 当初9月15日だった開館予定は数日遅れる見通しだが、ソウル中央病院は東館開館を契機に▽各部門別の患者待ち時間を10分以内に短縮▽診療費のプリペイドカード制の施行▽投薬待ち時間短縮のための分散薬局の運営など、院務構造も革新する計画で、医療界の大きな関心を集めている。 病院側は30日、増築した東館に各臓器別センターを設立し、専門病院の機能が結合した国内初の「複合病院」として第4次医療機関の役割を果たしていく計画だと明らかにした。 新築された東館は1059床規模で、1000床余りが普通であるたいていの大学病院より大きい。ここに既存の1100床余りを合わせると2164床となり、現在国内で単一病院として最大規模だったソウル大病院の1500床余りより600床余り多くなる。 超大型という規模にふさわしい内実を期すため、ソウル中央病院は既存の総合病院と専門病院が結合した複合病院として運営され、診療の超専門化時代の幕開けとともに本格的な臓器別専門診療センターとしての機能を備えるなど、3次診療機関の機能を超える4次診療機関としての役割を担わせると明らかにした。 新築された東館は▽心血管センター▽脳神経センター▽腎臓センター▽消化器センター▽健康診断センターの5つの臓器センター体制を設置し、臓器中心の総合的な診療体制を確立することにした。 また、従来の領域に関係なく一括して収容していた重患者室を内科心臓・外科・脳神経外科・神経内科・心臓外科系などに細分化して患者の治療と専門的な看護システムを構築することにし、手術室も▽外来手術▽無菌手術室▽介入的手術などに分けて運営することにした。病室と病棟も▽一般病室▽準重患者室▽臨床研究病室▽無菌病室▽臓器移植病室などに細分化し、病院および病室内での感染を予防して診療および治療の専門化を図る計画だ。 この病院はこれとともに▽診療費プリペイドカード制▽分散薬局▽診療科別の分散院務窓口▽当日検査・当日結果通知▽外来検査室および外来手術室の運営などの方法を施行し、患者の診療待ち時間・検査待ち時間・収納および予約待ち時間など各部門別の患者の待ち時間をすべて10分以内に短縮するとしている。 これにより中央病院は、患者が列に並ばない病院を実現するなど、質的に向上した患者の利便のため、これまでの院務構造を一大革新することにした。 また、患者と付添人の便宜のため、病院内に常設割引売り場と階別の病棟休憩室を設置し、野外小音楽会の開催が可能なルーフガーデン、24時間総合コンビニ、地下食堂街、コインランドリー、宗教奉仕室なども運営する予定である。 ◇牙山財団ソウル中央病院が9月中旬に東館(写真右)を開館し、2200床余りを備えた国内最大規模の病院として姿を一新することになる。
1994-08-31 | 申正燮
ソウル中央病院、来月東館を開館 医療サービスを画期的に改善
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