大規模な人材スカウトと最新医療装備の導入などで医療界の関心を集めてきたサムスンソウル病院(サムスン医療院)が、来月1日から本格的な診療活動に乗り出す。 江南区逸院洞の6万余坪の敷地に地上20階、地下5階の規模で構えたサムスンソウル病院は、1100余りの病床と28の診療科目、がん・心臓・神経系の特性化センター、各種特殊クリニック、医学研究所などを備えている。 特にサムスンソウル病院は、これまで国内では見られなかった各種の最新装備と新しいサービスを導入しており、韓国の医療界に新しい風を起こすものと展望されている。 サムスン病院が開院とともに本格運営する「医学映像保存伝送装置」(PACS:Picture Archiving Communication System)は、X線、CT、MRIなどの放射線映像をフィルムではなくコンピューターに保存するシステムだ。 このシステムが運営される場合、患者はX線フィルムを持って各診療室をあちこち回らなければならない不便がなくなるだけでなく、患者診療にかかる時間が大幅に短縮され、特定部位に対するより精密な判読が可能になる。 サムスン病院側は、このようなシステムが国内で本格稼働するのは今回が初めてだと明らかにしている。 サムスンソウル病院はまた、超音波、レーザー機器、血管造影装置などの先端装備を利用し、可能な限り「切らない手術」を実施する方針で、そのために病院内に無血手術(LIS:Less Invasive Surgery)専門チームを構成して運営している。 これとともにサムスンソウル病院は、患者中心の病院を運営するという方針の下、「昼病院」(Day Clinic)、多人数中心の病棟運営、全人看護、診療の電話予約制などのサービスを打ち出している。 「昼病院」は、比較的簡単な手術や治療を受けた患者が病院に宿泊せず昼間だけ入院する制度で、患者の立場では病院費を節減でき、病院は経営の効率化を図れるという利点がある。 ソウルのサムスン病院はこのほか、既存の病院の特室および1~2人室中心の病棟構造から脱し、6人室以上の多人数病室が全体の60%を超えるよう運営する一方、看護師の人員と業務を調整し、付添人が不要な「全人看護」を患者に提供する方針だ。 サムスンソウル病院はまた、予約診療のみを原則とする全面予約診療制を導入するが、そのために電話予約(3410-3000)、ファクシミリ予約(3410-3284)、電話録音予約装置(VMS)など多様な予約方法を用意している。 このように患者のための多様なサービスを前面に掲げて出発するサムスンソウル病院は、今後国内の医療界に少なくない影響を及ぼすと予想されている。 国内のある大学病院の関係者は『医療市場の開放とともに、大資本を基礎とした大型病院の相次ぐ出発は国内総合病院の勢力図の変化に直結するだろう』と展望し、『今後、優秀な人材の確保から患者に対するサービス提供に至るまで、大型病院が生存をかけた激しい競争を繰り広げるだろう』と述べている。 ◇大規模な人材スカウトと最新医療装備の導入など国内医療界の関心を集めたサムスンソウル病院が来月1日に開院する。
1994-09-30 | 陳丙源
明日開院のサムスンソウル病院、「最上のサービス」旋風を予告
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