高血圧を深刻な病気と受け止め、治療への期待が大きい人ほど治療効果が大きく、症状がないとして特段の治療をしない人は動脈硬化など危険な病気へ悪化しやすいことが明らかになった。 翰林大医大の裵祥秀教授(社会医学)チームは1993年1月から地域社会高血圧管理プログラムの一つとして、江原道華川郡の住民のうち高血圧のある194人を対象に、高血圧治療を継続的に受けているかについてアンケート調査を実施した。その結果、高血圧を深刻に受け止め継続的に治療を受けている人は、そうでない人より血圧が低く、動脈硬化などの合併症も少ないことが分かった。 裵教授チームは対象者を治療不応群、間欠治療群、持続的治療群に分け、高血圧の認識に応じた治療効果を測定した。 対象者のうち治療を一度も受けていなかった人は112人で、58%に上る高血圧患者が特段の症状がないとして治療を受けていないことが分かった。薬局や韓医院、病院と保健機関に時々立ち寄る間欠治療群は44人で、継続的に医療機関を訪れた人は40人だった。 裵教授チームが三つの群の治療効果を比較した結果、高血圧の深刻さを認識し治療効果への期待が大きい持続的治療群の血圧が最も低いことが分かった。特に高血圧薬剤を医師の指示に従って50%以上服用した人は、治療を受けていない人に比べ、収縮期血圧は37mmHg、拡張期血圧は18mmHg低いことが分かった。 裵教授は『わが国の40代以上の成人のうち20%程度が高血圧を持っているが、大部分は症状がないとして治療を受けていない』とし、『高血圧は正常より少し高い程度でも数年間続けば、動脈硬化症や心臓疾患、脳卒中などの合併症が起こり得るため、事前に備えなければならない』と強調した。 ◇血圧が高いことを真剣に受け止め治療努力をする高血圧患者は、動脈硬化症など合併症の危険が少ないことが明らかになった。
1994-09-30 | 鄭在洪
焦点 脳卒中など合併症の危険、高血圧の症状を放置すれば
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