国際歯牙保護協会から歯牙信頼マークを取得し、国内ガム市場に無砂糖ブームを起こしたヘテ製菓の「デンティキュー」。 昨年3月に発売された歯牙保護用無砂糖ガムのデンティキューは、健康志向の消費者ニーズと合致し、発売初期から旋風的な人気を集めている。発売初月には4億7000万ウォン分が売れ、昨年4月には12億ウォン、9月は16億5000万ウォン、10月は18億ウォンの売上を上げるなど、ガム市場を主導している。 また今年3月にはガムの単一製品として初めて月間売上30億ウォンを突破したのに続き、5月には41億5000万ウォンを記録するなど高成長を維持している。これは国内製菓業界史上最高額である月43億ウォン分が販売された東洋製菓の「チョコパイ」に次ぐ2番目である。 ヘテ製菓は1986年にも無砂糖ガム「ノノガム」を発売したが、当時は技術力不足で噛んだ後に苦味が生じ、消費者から背を向けられた。デンティキューはこうしたノノガムの弱点を補うとともに、ガム成分の70%を占める糖分に砂糖の代わりに歯の腐食防止機能を持つ代替甘味料のソルビトールとキシリトールを使用した製品である。 ここにペパーミント機能を配合して爽やかな味を感じられるようにし、香りの持続性向上および口臭除去のために銅クロロフィリンナトリウムも添加して機能性を強化したことが功を奏した。 このデンティキューが市場参入に成功したのは、東洋で初めて国際歯牙保護協会から歯に損傷を与えないという歯牙信頼マークを取得したうえ、広告モデルに歯科医師や弁護士などを起用し、消費者に信頼性を植え付けたためと解釈される。 ヘテ製菓はデンティキューの活躍に支えられ、昨年のガム市場シェアが27.3%に高まり、今年上半期には35%水準を記録して爆発的な成長を見せている。ガム市場全体で無砂糖ガムが占める比重も44%台に達している。 デンティキューがこのように人気を集めると、競合のロッテ製菓と東洋製菓がそれぞれ「デンティスト」「ウォッシュ」を後追いで発売し、歯牙信頼マークを導入するなど、ガム市場に大きな変革をもたらした。飲食店でのガム提供中止で停滞に陥っていたガム市場も活気を帯びている。 あわせてデンティキューは、食品市場で無砂糖製品開発ブームの火種をともす土台にもなった。
1995-06-30 | 文炳諺
[「健康志向・高品質選好」消費者と口合わせ]ヘテ製菓/デンティキュー
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