エイズは一定期間の無症状期を経て徐々に各種症状が現れ始めるが、発熱、悪寒、下痢、体重減少、睡眠中の発汗、不眠症などが現れ、これをエイズ関連症候群(AIDS Related Complex)と呼ぶ。 このような症状以外にも、免疫機能が低下するにつれて鵞口瘡、カンジダ感染症、口腔白板症、骨盤内感染、脂漏性皮膚炎、脱毛症、帯状疱疹などと口腔潰瘍などが現れることがある。 感染末期になると、正常な人にはあまり現れない各種ウイルス、寄生虫および細菌による日和見感染が現れる。またカポジ肉腫などのような悪性腫瘍が現れることもあり、末期のHIV感染者のある程度では認知症が現れる。 大部分の感染者は感染から数年後、結局AIDSへ進行して死亡することになるが、その期間は非常に多様であり、最近の研究結果によれば性的接触を通じて感染した場合は10年程度かかるとされている。 AIDSの診断は血清検査を通じて行われるが、主にHIVに対する抗体検査を用いる。感染後、検査で明らかになるまでの期間は多様だが、6カ月程度が過ぎてこそ正確な結果を把握できる。 したがってAIDS感染が疑われる場合には、検査上陰性と出ても3~6カ月後に再検査を受けることが望ましい。これとは反対に抗体検査上陽性であっても実際には感染していない偽陽性がしばしばあるため、より精密な検査を実施して必ず感染の有無を確認しなければならない。 現在までエイズに対する治療法は明確に出ているものがなく、併せて予防ワクチンに対する研究も進行中である。したがってエイズの対策は感染を根源から封鎖するしかない状況であり、これに関連しては最も多い感染経路である性的接触時に必ずコンドームを使用することが非常に重要である。
1996-01-31 | 金光泰 (대림성모병원장)
健康診断百科 AIDS(3)関連症候群
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