1996-02-29 | 崔永定

崔永定のゴルフコラム 予選通過スコア

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大半のオープンゴルフ競技は「4日間72ホールラウンド」方式で開かれる。そして「72ホールプレーヤー」といえば、プロを筆頭に、国家代表級のアマ選手あるいはクラブチャンピオン級のアマであり、彼らだけが本当の「ゴルフ選手」級に入ることになる。 一般ゴルファーで4日間72ホール競技を経験した者はほとんどいない。そのため72ホール競技の経験なしには「ゴルフを論じるな」といわれる。このような言葉が出てきた理由は、歴史的に「18ホール×4日=72ホール」の競技が本当のゴルフ競技として定着しているためのようだ。 彼らに『4日のうち最も難しいと思われる日はどの日か?』と問えば、大半は「初日と3日目」と答える。4日間の大きな競技の流れの中で初日と3日目に奮起すれば、まず初日は予選通過に十分なスコアを、そして通過すれば最終日(4日目)に上位進入が一段と容易になるというのだ。 初日と2日目のスコアで予選を通過しなければ3日目、4日目の本戦(決勝)ラウンドに進出できず、本戦で戦ってこそ賞金が出る。 最近はプロの水準が全体的に高まったため、予選2日間でアンダーパーを打っても予選落ちするケースが、韓国のプロ界では一度もなかったが、海外ではしばしばあった。『初日に悪くても2日目にうまく打てば予選を通過できる』というのは昔の話である。 予選通過後、3日目がなぜ山場なのか。この日は肉体的にも精神的にも疲労が重なる時期であり、本当の実力が出ざるを得ないからである。 下位圏は次第に沈んでいくが、上位圏は余裕のあるスコアで予選を通過した分、エンジンを完全稼働させ、思い切りスコアを伸ばしながら最終の4日目に完全燃焼させるのである。 問題は4日間の競技の流れをどう組み立てるか、心身をコントロールするかであり、この場合、アマ時代に4日間競技の経験を多く積んだいわゆる代表選手出身、学士出身のプロが有利な方である。 「ゴルフ=18ホール×4日間」という等式を早くから体に染み込ませてプロ界に入門した者は、均衡の取れたプレーをするものである。韓国の女子プロの場合、このような現象が際立っている。 いずれにせよゴルフ競技では予選(2日)通過が第一の関門である。イーブンパー(144打)に近いスコア、すなわち1日平均1オーバーパーの73打以内をマークしなければならない。ただしそれも競技が開催されるコースの状態によって異なる。難しいコースの場合、1日平均4オーバーパーの76打まででも予選を通過できる。 90~95年の男子主要競技のコース別予選通過平均スコアを見ると、やはり名門「ソウル・ハニャンCC」の新コースが最も難しく+6、天候およびコース状態が整わない4月の「ナムソウル」が+5、その次が「Hansung」「88」「ニューコリア」の+3、そして「ニューソウル」と「クァナク(旧)」が+2となった。 毎試合、出場選手140余名のうち決勝進出は3分の1の45名前後。3対1の戦いなのだから、大したことではないように見えるのだが。