◎コンピューター利用でTシャツなどに絵を印刷製図機メーカーの(株)イリ(代表・崔寛洙=チェ・グァンス)が、来年から熱転写システムの販売事業に進出するなど、事業多角化を積極的に推進している。 熱転写システムは、肌着やTシャツなどに希望する絵や文字を入れるため、絵や文字をコンピューターに入力し、カラープリントで転写紙に出力した後、Tシャツなど印刷対象物に熱圧着する装置で、(株)イリはまず熱転写システムを輸入販売しながら国産化を進める方針である。 これに先立ち(株)イリは、万能製図機とCAD(コンピューターを利用した設計)システムの出力装置であるプロッター(Plotter)の国産化技術を応用し、ビニールや紙などを希望する形に切断できるカッティングプロッターを開発、販売してきた。(株)イリは、文房具店をはじめとする小型店舗が熱転写システムなどを設置し、顧客の希望通りにTシャツなどを加工すれば、大型ディスカウント店に対抗して店舗競争力を強化できる点に着目し、熱転写システムおよびカッティングプロッターを文房具店やスポーツ用品店に重点供給することとし、販促準備を急いでいる。
1996-12-31
一利、熱転写システム販売業に参入
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