◎「インターネット広告を見ればお金を差し上げます」/LGファッションなど10社余りが「企画が斬新」として参加を積極検討『インターネットの登場により、広告と流通市場に大変革が予告されています。「ゴールドバンク」サービスはこうした流れの一環でありながら、具体的な事例です』 インターネット専門会社インフォバンクの金鎮浩(キム・ジンホ)社長(29)は、「広告を見ればお金を差し上げる」という異色のインターネットサービス(ゴールドバンク)を5月15日に正式に開始すると発表し、情報通信業界はもちろん広告・流通市場で一躍注目を集めている。アイデアが独特でありながら事業性も十分だというのが概ねの見方だ。 実際にゴールドバンクサービスが知られると、LGファッションをはじめ10社余りがこれを利用して広告を掲載する案を積極的に検討していると伝えられた。サービスが開始される前から、これを利用しようとする人々が列をなしている格好だ。 金社長はこれについて『ゴールドバンクが広告主に相当な利点を提供するためだ』と説明する。インターネット広告は既存媒体の死角地帯を補完しながらも、消費者の広告認知率を高めるということだ。特に広告の原価を消費者に還元するため、広告効果が倍増するという説明である。 金社長は『ゴールドバンク事業とともに、今後は創業・マーケティング・流通などに関連するコンサルティング事業に注力する』と今後の事業計画を明らかにしている。そのためインフォバンクはすでに修士級以上のコンサルティング専門要員を相当数確保している。 金社長は実は今年初めにこの事業に飛び込む前は政治志望者だった。区庁長秘書を務め、区議員に出馬したこともある。そんな彼がインターネット事業に飛び込んだのは平凡な理由からだ。 『世の中が変わっており、その中心にはインターネットがあります。変化の中心に飛び込みたかったのです』 政治の代わりに事業を選んだ金社長の弁である。
1997-03-31
インフォバンクの金鎮浩社長(インタビュー)
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