1997-04-30

Samsung Electronics、米3DOの半導体部門を買収

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◎販売会社をAGTに統合、映像プロセッサー開発計画サムスン電子(代表・尹鍾龍〈ユン・ジョンヨン〉)が世界的なゲーム機企業である米3DOの半導体部門を買収し、次世代映像機器向けの中核プロセッサー開発に積極的に乗り出す。 Samsung Electronicsは29日、3DOが保有するMPEG-II(動画処理技術)の優れた画質とドルビープロロジックのAC-3機能を備えた技術・特許と、自社のDVD(デジタルビデオディスク)システム技術を結合し、次世代映像機器およびコンピューターの中核補助記憶装置として注目されているDVD-ROMとDVDプレーヤーを開発するため、3DOの半導体部門を500万ドルで買収したと明らかにした。 サムスンは3DOから引き継いだ技術および人材を、米国現地法人SSIのMSP(マルチメディアシグナルプロセッサー)開発人材とともに、カリフォルニア州シリコンバレーに新設するマルチメディア半導体設計・販売会社AGT(Advanced Graphics Technology)に統合する計画である。 初期資本金2500万ドルで発足するAGTは、今後3年内に米国株式市場への上場を計画しており、現地経営陣による完全独立採算制で運営され、サムスンからウエハーの供給を受けてDVD用プロセッサーを最優先で開発し事業化する方針だとサムスン側は説明した。 マルチメディアチップを開発するためシステムおよび中核ソフトウエア機能を強化してきたサムスンは、今回の3DO買収により、昨年10月に開発したアルファチップとともに「システム・オン・ア・チップ(単一チップ)」実現の契機をつくった。 サムスン関係者は「これまで独自にマルチメディアチップを開発するうえで多くの困難を経験したが、3DO買収により米国現地の高級人材および中核技術を容易に確保でき、MSPの開発成功の可能性と米国現地市場でのマルチメディア半導体市場進出が容易になり、非メモリー半導体事業躍進の橋頭堡を構築した」と述べた。

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