1997-06-30

Chang Young-shin女性経済人連合会会長(月曜招待席)

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◎「先進国は男性の力だけでなれますか」/会員社に不渡り企業なく女性の底力を誇示/女性経済人連合会、情報不足という弱点の克服に全力/来月3日に博覧会開催…創立20年の足跡も公開「わが国が先進国になるには、もはや男性の力だけでは足りません。女性も経済活動に参加させ、積極的に活用しなければなりません」 Chang Young-shin韓国女性経済人連合会会長(愛敬会長・62)は「わが国ほど優秀で高等教育を多く受けた女性人材を有する国もまれだ」として、先進国入りのための解法は女性人材の活用に求めるべきだと強調した。今後は情報交換を通じた女性経済人の経営活動支援に重点を置いて女性経済人連合会を率いていくという張会長に、グループ総帥としての近況とともに女性経済活動の活性化策などを聞いた。 □対談:金潤植(キム・ユンシク)産業2部長 ○マスコミ露出が増える ―最近の健康管理はどうされていますか。 ▲特別なものはありません。時々週末にゴルフ場(中部カントリークラブ)の管理を兼ねてゴルフをします。系列会社の社長や管理人を伴ってコースを回るのですが、回りながら雑草も抜き、たばこの吸い殻も拾います。(ハンディキャップを問う記者の質問には、ノーカウントだと照れるが、周囲では30前後だと言っている。) 暑い日にはやはり仕事を兼ねて、冷房設備の整ったデパート(愛敬デパート)の中を3~4時間歩き回ります。歩くので健康に良いようです。 ―女性経済人連合会の会長就任後、めっきりマスコミ露出が増えたようですが。私の娘も張会長をテレビで見てよく知っていました。 ▲長所と短所があるようです。普段は質素な装いで気楽に外出していましたが、今は顔を見分けてあいさつする人が多く、いい加減な格好では出歩けなくなりました。 ―女性経済人博覧会の準備はどうなっていますか。 ▲来月3日から5日までの3日間、韓国総合展示場で開催します。4日には開幕式とともに第2回女性経済人の日の行事も持つ予定です。 実は創立20周年を迎え、どうすれば女性経済人連合会に対する一般の理解を高められるかと悩みました。一部では女性の就業斡旋や相談のような行事を中心にやろうという提案もありましたが、結論として博覧会を開催することにしました。 創立20年前の女性経済人はどうだったのか、そして創立20年後の女性経済人はどこまで来ているのか、その現住所を一般に知らせるのが良いと考えたためです。 ―いまだに女性には就業の門が狭く、女性経済人も十分な支援を受けられないなど、差別的な文化が残っているようですが。 ▲実際、わが国ほど優秀で高等教育を多く受けた女性人材を持つ国もまれです。しかし結婚とともに大部分が家庭に一生埋もれて過ごします。 今は多くの女性が働きたいと名乗り出ており、国民所得の増大のためにも企業は女性を積極的に活用しなければなりません。今の1人当たりGNPを3倍の水準に引き上げてこそ先進国になるのですが、男性だけの力でできますか。 ―張会長は企業を成功裏に導いた代表的な女性経済人に挙げられますが、特別な経営哲学でもありますか。 ▲会社の発展のためには何よりも人が一番重要です。人材を育てて上手に活用しなければならないということです。当社は人間の和合、自律的な生産活動、創意あふれる雰囲気づくりなどを優先課題として推進していますが、全般的によく実行されているようです。 実際、下にいる方々も私と対話する際に自分の意見を遠慮なく述べるなど、全般的に雰囲気は柔らかい方です。そのためか、これまで労使紛争によって生産が止まったことはありません。労使和合がうまくいっているのです。申し訳ないことに給料は少ないですが。 ○夜遅くまで仕事に没頭 ―今後、企業活動をどれくらい続ける計画ですか。 ▲多くの人が似た質問をされます。私が40代で会社経営を引き受けたときは、子どもたちの父が残した会社を発展させ、きちんと引き継がせるために懸命に働きました。適当ということはありませんでした。夜明けから起きて夜遅くまで仕事ばかりしました。趣味が仕事だと言ってもよいほど、仕事の手を離しませんでした。 私が必要ないという話が出るまで働くべきでしょうが、まだ必要だと言われます。 ―愛敬も21世紀を迎え、情報通信のような先端業種や金融産業への進出など事業多角化を推進すべきだという指摘がありますが。 ▲情報通信や金融産業への進出も必要だとは考えます。しかし専門化を通じたグローバル化も重要だと見ています。 実際、愛敬の主力品目である洗剤こそ、人類が生存する限り必ず必要なものではありませんか。(体と周囲を清潔にする製品であることを強調しながら)何であれ一つの分野で一番にならなければなりません。愛敬は基礎化学工業の専門性を生かしながら、先端化学工業会社へと発展していく計画です。 ―先日の新聞報道を見ると、女性経済人は不渡りを出さないという趣旨のお話をされていましたが。 ▲女性経済人連合会の事務局に尋ねてみたところ、会員社の中に不渡りを出した企業はないとのことでした。 実際、女性経済人は荒唐な事業やベッティングに近い形の経営はしません。それは男性経済人がやることでしょう。 ―女性経済人連合会は今や女性経済界を実質的に率いていく団体として位置づけられたようですが。 ▲そう見るべきでしょう。私が女性経済人連合会の会長に就任して実態を把握してみると、女性経済人の最大の問題点はまさに情報不足でした。経済政策はもちろん、既存の中小企業支援策も知らずに恩恵を受けられない場合が数え切れないほどあります。そこで今後は情報交換を通じた女性経済人の経営活動支援に重点を置いて連合会を率いていく計画です。 ○支援特別法を推進 ―わが国の場合、女性経済人を支援するための法律や制度的装置が全くない実情ですが。 ▲そうでなくとも女性経済人支援特別法(仮称)の制定を推進しようとしています。今、専門家を動員して研究中であり、近いうちに作業が完了する予定です。 4月にパリで開かれたOECDの女性中小企業人カンファレンスに出席して驚きました。社会主義国家は言うまでもなく、米国の場合だけでも空軍の購買物量の30%を女性経済人が調達しているそうです。わが国も先進国になるには、もはや男性だけでは足りません。 ―先輩の女性経済人として後輩の女性経済人に助言をされるとすれば。 ▲私が女性経済人連合会の会長に就任した最大の理由は、後輩の女性経済人に奉仕し、女性経済界に活力を吹き込むためです。 後輩の女性経済人に最も言いたいのは、一度仕事を始めたら何があっても最後まで押し進めなければならないということです。やりたい分野に対する市場調査はもちろん、競合製品の分析などを通じて勝算があると判断されれば、最後まで押し進めてこそ競争力が生まれます。

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