1997-09-30 | 박동석

コリアセレクトウェア(浮上するベンチャー企業)

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◎CD-ROMの先駆…世界を舞台に/世界初の動画CD-ROMタイトルを開発/日本のノバック・台湾などに50億以上輸出コリアセレクトウェア(KST、代表・朴元敏(パク・ウォンミン))は、教育・マルチメディア分野のコンテンツ事業に進出し注目を集めているベンチャー企業である。コリアセレクトウェアはCD-ROMを国内に初めて導入・紹介した企業としてよく知られている。CD-ROMという概念すら馴染みのなかった1992年に、全国の観光地と風物を収めた「韓国観光案内」タイトルを開発し、英語学習用ビデオCDやデジタルビデオディスク(DVD)タイトルなど300本余りの映像作品がコリアセレクトウェアの手による作品である。コリアセレクトウェアは国内で初めてCD-ROMタイトルの開発に成功しただけでなく、1993年には世界で初めて動画CD-ROMタイトルを制作し全世界に知らせた。 その後、国内初のビデオCDフォーマッター開発、国内最多のCD-ROMタイトル開発、世界初のインタラクティブビデオCD開発、国内初のビデオCD 2.0著作ツール開発、国内最多のビデオCDタイトル開発、世界初のキャプションビデオCD開発、国内初のビデオCDインターネット開発など、大きな成果を相次いで積み上げてきている。 最近では、映画の字幕をハングルと英文で同時に見ながら学習できるマルチメディア英語教材「ムービーイングリッシュ」を開発し、40万枚以上を販売した。 ムービーイングリッシュは、自分の実力に合わせて初級、中級、上級のCD-ROMを選んで学習でき、キャプション、区間反復、TOEIC形式のテスト、慣用句、単語検索、再生速度調節、希望場面の選択、プリント、書き取り機能など多様なマルチメディア機能を備えており、有名大学や予備校でも教材として大きな人気を集めている。 「わが国は油の一滴も出ない国である。国家競争力はソフトウェア分野で勝負をかけなければならない」 米ミシガン州立大学で社会学を学んでいた際にコンピューターに没入したことがきっかけとなりCD-ROM事業を始めた朴元敏社長(39)は、マルチメディア事業にさらに大胆な投資を行う予定だと語っている。コリアセレクトウェアは未開拓市場に足を踏み入れ、毎年倍以上の成長を続けてきた。 コリアセレクトウェアは1993年に6億ウォンにすぎなかった売上高が、翌年14億ウォン、1995年30億ウォン、1996年47億ウォンへと急増した。今年の目標は150億ウォンである。昨年の3倍水準だ。 コンピューターで動画を編集できる「デジタルスタジオ」は売上高急伸の主役である。最近、日本のコンピューター流通会社ノバック(NOVAC)社に25億ウォン分を輸出し、台湾には5万台を供給する輸出契約を締結した。この2件だけで50億ウォン以上の売上高を上げた計算になる。 「ニューメディアを通信と結びつけるのがわれわれの事業方向である」 朴社長はインターネットと自社開発のマルチメディアコンテンツを結びつけ、新たな市場に挑戦する計画を立てている。社員60人のうち40人が研究人材である。他社と同様に創業初期は多くの苦労を経験したが、今ではある程度の基盤も固まり、新概念の市場に挑戦できる底力も十分に蓄積されている。同社は来月、京畿道新軍浦の4階建て自社ビルへ移転する計画である。現在は京畿道安養の賃貸ビルに入居している状態だ。 「輸出に注力するため、米シリコンバレーと日本にそれぞれ5〜10億ウォンを投資し、海外現地法人の設立も推進する予定である」 朴社長にとって国内市場はあまりに狭い。彼の活動舞台は地球上のすべての国が対象である。

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