1997-10-31

「アジア経済は間もなく回復、成長持続」/グリーンスパンFRB議長が展望

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【ワシントンUPI=聯合】アラン・グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は29日、東南アジアで触発された通貨および株式市場の危機にもかかわらず、アジア経済は相当期間『平均以上の成長を続けるだろう』と楽観した。グリーンスパン議長はこの日、米上下両院合同経済委員会に出席し、『アジア数カ国の通貨に影響を及ぼした金融市場の動揺は、現時点では米国の繁栄に対する脅威ではない』とした上で、『アジア経済はまもなく回復に転じ、相当期間、平均以上の成長を続けると見る』と述べた。 同議長はしかし、アジアの状況は無視してよい段階ではないと前提しつつ、『米国が安定確保のため、アジアの指導者はもちろん国際金融機関とも緊密に協力する必要がある』と強調した。 同議長は『適切な政策調整を勧奨し、必要な所に臨時的な金融支援を提供することが、米国と世界の他の国々の利益に合致する』と述べ、アジア該当国に対する米国の短期金融支援の可能性を示唆した。 グリーンスパン議長はまた、27日に暴落を記録し、もみ合い局面となっている最近の米株式市場の状況が、より持続可能な水準に成長を鈍化させ、インフレ圧力を解消することで、長期的には米経済の利益になるだろうと述べた。 同議長は、金融市場の下落が累積さえしなければ、1987年の株価大暴落がマクロ経済の次元で結局は得になったと数年後に振り返ったように、今の状況も究極的には経済の助けになったと回顧する日が来るだろうと見通した。

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