1997-11-29

反対売買物も滞留、信用取引に「非常事態」

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◎買い注文なく担保割れ口座を埋めなければならない事態/10日連続ストップ安が5銘柄ストップ安で売りに出しても売れない株式が積み上がり、投資家の財産損失が雪だるま式に膨らんでいる。 国際通貨基金(IMF)への緊急資金支援要請以降、株価の急落が続き、連日ストップ安から抜け出せない銘柄が続出し、取引まで途絶えたためだ。 とくに信用で株式を買った投資家の場合、買い注文がなく担保不足に伴う反対売買もまともに行われず、元利金を回収できないばかりか口座残高がマイナスとなり、不足分を埋めなければならないケースも増えている。 28日、LG証券によると、この日まで10日連続でストップ安を記録した銘柄は永進テック、ケイディケイ、ヘテ電子、シンホ電子、シンホ油化など5銘柄に上った。 また9日連続ストップ安が3銘柄、8日連続が6銘柄、7日連続が55銘柄、6日連続が29銘柄、5日連続が166銘柄、4日連続が41銘柄、3日連続が3銘柄などだ。3日以上ストップ安を記録した銘柄は合計308銘柄に達する計算になる。 これらの銘柄は大部分、買い注文がほとんど出ないまま売り残だけが積み上がり続けている状態だ。 これにより信用融資を通じてこれらの株式を買った個人投資家は、反対売買物が解消されず時間が経つほど被害が大きくなっている。株式市場の買い不足で反対売買物の整理が遅れる場合には、投資家が被害をすべて負わざるを得ないためだ。 S証券のA課長は『反対売買物の処理が遅れると、整理後にマイナスとなり担保割れ口座を埋めなければならないケースまで生じる』とし、『これにより投資家と証券会社職員の間で言い争いになるケースが頻繁だ』と語った。

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