1998-09-30

「韓国、来年は-1%成長」

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【ワシントン=申在民(シン・ジェミン)特派員】国際通貨基金(IMF)は30日、韓国の 経済低迷が予想より長期化していることに伴い、今年の経済成長率を -7.0%、来年の成長率を-1.0%と見通した。

IMFのこうした見通しは、4月に韓国の98年、99年の成長率をそれぞれ -0.8%、4.1%と予測していたところから大幅に下方修正したもので、 来年からマイナス成長を脱しようと積極的な景気浮揚策を 取っている韓国政府と著しい政策目標の差を示しており注目される。

IMFはこの日発表した「世界経済見通し」(World Economic Outlook)で 韓国の98年・99年の失業率をそれぞれ7.5%、6.0%と明らかにする一方、 消費者物価もそれぞれ8.5%、4.3%上昇すると見通した。

IMFは韓国の成長率を下方修正した理由について「消費と投資が 当初予想より大きく萎縮したうえ、企業の資産価値は下落する一方で 負債比率が高まり、また国際資本が韓国市場を依然として敬遠して いる」と明らかにした。

IMFはしかし「金融と企業部門の構造調整作業が意欲的に 推進されており、また金利も危機発生以前の水準まで下がるなど 肯定的な兆しが現れている」とし、「予定された経済改革作業が 継続的に推進される場合、来年を境に局面転換が実現する だろう」と見通した。

IMFはこれとともに、アジアやロシアなど各地域の経済危機に よって世界経済の後退現象が次第に深まり、今年の世界経済成長率も 4月に比べ1.1%下方修正した2.0%、来年も1.2%低い2.5% 水準にとどまると予想した。

IMFは世界経済、特にアジア地域の長期低迷をもたらす 主要因として日本経済を挙げたが、日本の場合、今年は-2.5%、 来年は0.5%の成長率になると見通した。

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