1998-11-30

[OPEC]原油価格、来年1バレル15ドルへ引き上げ計画

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石油輸出国機構(OPEC)は、1999年3月に開かれる次回定例閣僚会議で、現在史上最低の相場である原油価格(1バレル当たり10.85ドル)を1バレル当たり15ドル以上に引き上げる案を議論するとリルワヌ・ルクマン事務総長が29日明らかにした。ルクマン総長はこの日、アラブ首長国連邦(UAE)の首都ドバイで行った会見で、次回会議では原油価格を1バレル当たり少なくとも15ドルまで引き上げられるよう踏み込んだ案が提示されると述べ、「15~20ドルが我々が目標とすべき『妥当な』価格だ」と強調した。 オバイド・イブン・サイフ・アル・ナセリUAE石油相は「(原油価格引き上げのための)あらゆる案が議論され得るし、UAEは加盟国の団結した努力を支援する」と述べた。 OPECの石油相らは去る26日、オーストリアのウィーンで開かれた閣僚会議で産油量減産期限の延長合意を議論したが、来年3月23日に開かれる次回会議で再び議論することを決め、一部加盟国から強い非難を受けた。 クウェートは原油価格の浮揚のため1日の生産量を150万バレル減らすべきだと強調し、OPEC議長国であるアルジェリアのユセフ・ユスフィ石油相も同様の内容を主張した。 アル・ナセリ石油相はしかし、こうした主張を一蹴し、今回の会議での減産期限延長の決定によって、次回会議で原油価格引き上げなどより良い結論を得られる時間を稼げたと説明した。 OPEC加盟国は今年に入って既に1日当たり260万バレルの減産措置を実施し、非加盟国も1日50万バレルずつ減らしたが、原油価格の引き上げにはつながらなかった。

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