2000-11-30

[第37回貿易の日] 世界を駆けた「輸出の担い手」韓国経済の原動力

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[第37回貿易の日]地球村を駆け巡った「輸出の担い手」韓国経済の動力

2000年は新千年を迎え新貿易時代を始める1年だった。IMF救済金融を輸出で克服したのであれば、今年1年は貿易黒字定着を準備する時期だった。企業と金融界が構造調整に巻き込まれている間も輸出は着実に増え、経済改革を推進できる力となった。 特に為替下落、油価上昇、通商圧力の強化など外部環境が悪化したにもかかわらず、今年の貿易黒字は120億ドル以上に達する見通しだ。内需が増えて輸入が40%も増加した状況で生じた貿易黒字であるため、意味はさらに大きい。これはアフリカの奥地からシベリアの原野まで駆け巡ってドルを稼いだ貿易人の汗の結果だ。 ◇輸出・輸入とも大きく増えた=昨年8.6%の伸びにとどまった輸出は、今年に入り10月までに24.5%の高い増加を示している。これは米国をはじめとする先進国の好況、開発途上国の景気回復など対外環境が好転したためだ。さらに半導体と情報通信産業の好況も輸出に良い影響を及ぼした。 輸出は第3四半期まで毎月20~30%の高い伸び率を記録した。品目別にみると、コンピューター、携帯電話機、半導体など情報通信・電子製品をはじめ重化学製品が31%増加した。 一方、軽工業は10.5%と相対的に伸び率が低かった。 輸入も10月末現在で39.5%も増加した。国内景気回復により、昨年28.4%増加したのに比べ大きく拡大した。昨年39.3%増加した資本財輸入は今年43.6%と大きく増えた。原材料は38.2%、消費財は29.4%増加した。用途別では輸出用より内需用が輸入を主導したことが示された。 ◇半導体・情報通信製品が輸出を主導=今年に入り10月までに総輸出は280億ドル増加した。このうち半導体・携帯電話・コンピューターの3品目は128億ドルも増やす気炎を吐いた。 これは情報通信産業の世界的好況で需要が拡大したうえ、技術力が海外で認められたためと分析される。また設備投資拡大を通じて供給能力を着実に増やしてきたことや、海外市場開拓活動も活発だったことが輸出拡大の近道として作用した。 特に半導体の親孝行ぶりは何より際立つ。昨年増加に転じた後、10月までに42.1%の高い伸びを示したためだ。64メガDRAMが1個当たり8.8ドルまで急騰し、128メガ製品も18.5ドルまで上がり、輸出増大に大きく寄与した。しかし最近、価格が急落して全体の輸出まで足踏みしている。 ◇大部分の市場で奮戦=先進国向け輸出は25.9%増加し、昨年(14.2%)より活気を帯びた。 開発途上国向け輸出も23%増え、昨年の3.4%の伸び率を大きく上回った。特に中東と香港・台湾など中華圏向け輸出が大きく伸び、中南米、中東などでも増加に転じた。東欧はむしろ昨年同期に比べ14.8%減少した。 先進国向け輸出比重は全体の50.9%で、1998年の48.2%、99年の50.7%に比べ次第に増えた。 10大輸出相手国は米国、日本、中国、香港、台湾、シンガポール、英国、ドイツ、マレーシア、インドネシアとなった。このうち米国、日本、中国の比重は昨年の41%から44%に増えた。特に中国、香港、台湾など中華圏は21.7%を占め、米国(21.5%)を抜いて最も比重のある地域に浮上した。インドネシアはフィリピンを押し出して10位圏に入った。 ◇輸入依存的な輸出構造は依然=輸出が増えれば輸入も一緒に増える産業構造は大きく変わらなかった。特に日本に対する赤字は10月までに97億ドルに達し、99年の同期より30億ドルも増えた。今年の対日赤字は100億ドルを超え、通貨危機前の水準に戻るとみられる。 原油価格上昇に伴い、サウジアラビアに対する赤字も37億ドル増えて68億ドルとなった。アラブ首長国連邦、クウェート、カタール、インドネシア、オマーン、イランなども10大貿易赤字国に含まれた。 韓永洙(ハン・ヨンス)貿易協会専務は「輸入が増えたが、輸出が全体的に大きく増加したため黒字が可能だった」とし、「輸出製品の多様化、輸入依存的構造の改善などは貿易業界が解決すべき課題だ」と語った。

高鎮甲(コ・ジンガプ)記者 崔亨旭(チェ・ヒョンウク)記者 入力時間 2000/11/30 18:21

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