2001-11-30

年末の雰囲気「明暗二極」

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ホテルは忘年会で賑わい 都市庶民・農民はため息 年末を迎える社会の雰囲気が階層別に極と極である。 株式市場の回復をはじめ各種経済指標が好転の兆しを見せ、中産層以上は忘年会の計画で忙しい一方、庶民、特に農村地域は米の買い入れ価格の下落やコメ市場開放などを前に影ばかりが深まっている。 ◇ホテル宴会場の予約は大半が「終了」 ソウル市内主要ホテルの年末の宴会場予約率は平均90%。 景気低迷と9.11テロで客室の客は例年に比べやや減ったが、宴会場は忘年会、同窓会の集まりなどですでに大半の予約が終わった。 ソウル新羅ホテルは12月23日まで土・日曜日の予約が埋まり、平日のみ少し余裕があるだけだ。 リッツ・カールトンホテルも現在90%の宴会場予約率を示しており、来週には100%に達するとみている。조선호텔も各種ディナーショーや同窓会などで予約率が98%に達する。 地方都市も雰囲気は同じだ。特に釜山の場合、ワールドカップ本大会の組み合わせ抽選行事まで重なり、年末の雰囲気が一段と盛り上がっている。海雲台地域のホテルの12月の宴会場予約率はすでに100%に近い。 13の宴会場の来月の予約率がすでに90%を上回る大田の儒城ホテルも、毎日予約の問い合わせ電話が相次いでいる。 ソウル新羅ホテル宴会予約部の安永植(アン・ヨンシク)課長は「今年は年末予約が大きく落ち込むと予想したが例年水準を維持しており、最近は景気好転見通しのために問い合わせ電話が多く入ってきている」と述べた。 ◇都市庶民と農村はため息ばかり ソウル九老区にある電子部品会社の課長である金(キム)某氏(45)は「給与は全く上がらないのに物価は殺人的に跳ね上がり、それでも会社の事情は良くなる気配がなく大きな心配だ」とし、「年末の雰囲気どころか、首を切られなければいいと思う」と苦笑いだ。 タクシー運転手の尹(ユン)某氏(37)は「料金引き上げ以降、客が減って死ぬ思いだ」とし、「忘年計画といっても友人数人が集まってサムギョプサルに焼酎を一杯やる程度だ」と述べた。 農民はさらにひどい。「豊かさの中の貧困」という言葉がぴったり当てはまる。忠南瑞山地域の場合、今年9万9,000余トンの米を収穫したが、政府とNongHyupが買い入れた数量は2万8,000余トンにとどまった。残りはそのまま積み上がっている。 またキムジャン用白菜の価格も暴落し、例年に比べ半分程度下がった1株当たり100ウォンほどで中間卸売業者に渡している状況で、さらに農心を暗くさせている。 全国農民会総連盟全北道連盟の関係者は「農民が農協などの金融機関から借りた政策資金はもちろん、来年の農作業のため必ず返済しなければならない営農資金さえ返済できない農家が多い」とし、「農民は一年の苦労をすっかり振り払う心の余裕さえない状況だ」と述べた。

/社会部

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