2001-12-31

[ワールドカップ新年特集] 外国の成功事例

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「親切・清潔」のイメージを世界に 英国などは市民運動で経済強国へ跳躍「親切と礼節が富強な国家をつくる」 日本・シンガポール・デンマーク・フランス。戦争または植民地の廃虚を克服し、経済強国へ跳躍したという共通点を持つ国々である。 これらの国が貧困を脱し繁栄を築いたのには、競争力ある製品の開発とともに、文化市民運動を通じた国家イメージの向上が大きな役割を果たした。 同じ値段なら印象の良い国で作られた製品を選ぶのは当然の理だ。世界市場は、親切な国である日本やデンマークなどが作った製品を歓迎した。 日本は1963年に「小さな親切運動」を展開した。会員250万人に達する小さな親切運動本部が組織され、▦小さな親切の実践 ▦親切善行賞の授与 ▦日本列島清潔大作戦 ▦小さな親切作文大会 ▦心の国際交流事業 ▦日本列島コスモス作戦 ▦明るい社会づくりなどの実践活動が繰り広げられた。 東京五輪の一年前から始まったこの運動は、「親切な国・日本」という国家イメージを世界に刻み込んだ。 1959年に英国から独立した貧困国シンガポールが今日の先進国へ成長するまでには、汎国民的な清潔・礼節運動が精神的な原動力となった。▦シンガポールをきれいにしよう(1968年)▦スマイル・シンガポール(Smile Singapore・1979年)などの精神運動は、沈んだ国を意欲あふれる国へと変えた。 第2次世界大戦の戦火が吹き荒れたデンマークは無気力に陥っていた。知識人は国益に関心がなく、国の未来を担う若者には何の信念もなかった。この時「国民高等学校(Folk High School)運動」が始まった。 運動の主眼は、▦互いに助け合い団結する協同精神 ▦規則と秩序を守り、自由な討論を通じて相手の人格に対する尊厳を学ぶこと ▦愛郷愛族精神の培養など。廃虚の国デンマークは、いまや豊かな国へと変貌した。

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