総有権者25%「票心は霧の中」「仁川・京畿地域の票心をどう攻略するか」 首都圏地域の票田耕しをめぐり、民主、ハンナラの両党が頭を悩ませている。盧武鉉、鄭夢準候補の一本化以降、民心の行方が混戦局面に入ったためである。 京畿道と仁川地域は、今回の大統領選で当落を決めるうえで大きな影響を及ぼすとみられる釜山、忠清地域に劣らず重要な攻略地に挙げられる。 歴代のどの選挙を振り返っても、ソウルを含む首都圏地域をきちんと攻略できなかった政党は敗北の苦杯をなめねばならなかった。建物に例えれば基礎工事に当たる。 今回の大統領選でもこの地域は最大の勝負所である。
◆まだ混戦局面 仁川・京畿地域の有権者数は計877万4,000万人で、総有権者3,501万人の25%を占めている。ソウル地域(797万4,443人)より約80万票も多い。 この規模であれば、大統領候補の当落に決定的な影響を及ぼすに十分である。民主、ハンナラの両党は互いにこの地域での勝利を確信している。 民主党と国民統合21の間で候補一本化が実現した25日以前までは、イ・ホイチャン候補側の表情は明るかった。世論調査の結果がイ候補の圧倒的な勝利と示されたためである。 しかし25日午前0時15分を起点に強く吹きつけた一本化の風は、従来の構図を完全に逆転させた。 韓国放送公社(KBS)、朝鮮日報、韓国ギャラップの共同世論調査によると、この地域でのイ候補と盧候補の一対一対決の支持率は40.7%対38.3%でイ候補が一歩リードしていた。しかし25日に実施された世論調査では34.9%対45.1%で盧候補が逆転した。
◆票心の行方は 仁川・京畿地域がグレー(中立)地帯であることを考えれば、勝敗の分かれ目はどの候補が改革マインドをよく備えているか、地域発展へのビジョンを誰がより確実に示すかにかかっているというのが専門家の分析である。 最近、若年層が急増し、松島新都市など経済特区開発計画などで地域発展への関心が大きく高まったためである。 富川市遠美区のソン・ミジョンさん(33)は「今回は地域発展へのビジョンをよく示す候補を選ぶ」と話した。 両党の戦略もこれと無関係ではない。民主党のイ・ヘチャン大統領選選挙対策委員会企画本部長は「盧候補の改革マインドを知らせつつ、中産・庶民層のためのわが党の政策を集中的に浮き彫りにする方針」と述べた。 イ候補側は逆攻の姿勢である。パク・ジョンヒ・ハンナラ党代表秘書室長は「庶民であることを自負する盧候補が財閥と手を組んだ点と、分権型大統領制の虚構を集中的に浮き彫りにし、一本化の風をほら風に変える」と強調した。一本化の風を守る側と、ほら風に変える側のせめぎ合いを見守ることになる。 パク・ドンソク記者






