子どもの成長障害の治療に用いられる成長ホルモンが、肥満成人の体重を減らすのに効果があるという研究結果が出た。 セントルイス医科大学のスチュアート・アルバート博士(内科)は最近、フィラデルフィアで開かれた米国内分泌学会の年次学術会議でこうした研究結果を発表した。アルバート博士は、標準体重を40%超過している39人に成長ホルモンを少量ずつ6カ月間投与した結果、体重が平均2kg以上減ったと明らかにした。
アルバート博士は、これは成長ホルモンが肥満治療に効果があることを示唆するものだと述べ、成長ホルモンは食欲を抑制し代謝活動を促進することで体重を減少させると考えられていると説明した。
肥満の人は体内で自然に作られる成長ホルモンが減少し、このため脂肪が蓄積され筋肉の質量が減って運動エネルギーが低下すると同氏は指摘した。






