2004-05-31

女帝また逆転勝ち…ソレンスタム通算16勝目

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アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が特有のカリスマと粘りを前面に、またも逆転ドラマを演出し、シーズン3勝目を挙げた。

ソレンスタムは31日、米ニューヨーク州コーニングのコーニングCC(パー72・6062ヤード)で開かれた米LPGAツアー・コーニングクラシック(総賞金100万ドル)4日目に、バーディー6個、ボギー2個で4アンダー68をマークし、最終合計18アンダー270で頂点に立った。1打差2位で最終日を迎え2打差で優勝したソレンスタムは、ツアー通算51勝のうち16勝を逆転優勝で飾る快挙を見せた。また今シーズン出場した6大会のうち半分の3大会で優勝カップを抱き、多勝部門で独走を始めた。さらに優勝賞金15万ドル(シーズン賞金69万6483ドル)を手にし、朴智恩(25・ナイキゴルフ・65万2089ドル)に譲っていた賞金トップの座も取り戻した。

コーニングクラシックの最終ラウンドは、隙を見せれば圧迫を加えて勝負をひっくり返すゴルフ女帝の「優勝公式」がそのまま繰り返された試合だった。1打差の首位ミシェル・エスティル(米国)との一騎打ちに入ったソレンスタムは、8番ホールまでに1打を失い、序盤に2つのバーディーを奪ったエスティルに一時4打差まで離された。しかしエスティルが8番ホールのボギーでもたつくと9番ホールのバーディーで脅かし、動揺したエスティルが10番ホールでボギーを犯す間に再びバーディーを奪って共同首位に立った。一度つかんだ優勝機会を逃すことはなかった。14番ホール(パー5)で3打目を2メートルに寄せて単独首位に出た彼女は、16番ホール(パー4)でも2.4メートルのバーディーパットを沈め、勝負にくさびを打ち込んだ。

2、3ラウンドの首位だったベテランのエスティルは1アンダー71と不振で、13年ぶりのツアー2勝目の目前で挫折し、この日5打を縮めたビッキー・ゲッツ・アッカーマン(米国)とともに共同2位にとどまった。

安時玄(20・コーロンエルロード)はこの日3アンダー69をマークし、合計13アンダー275で2年目の文秀英(20)とともに共同4位となった。今年の開幕戦ウェルチズ・ライス選手権とセーフウェイ・インターナショナルで共同5位に入った安時玄は、シーズン3度目の「トップ10」入りを果たした。新人王レースのポイント70点を加え333点となり、宋亜里(329点)を追い抜いて1位に浮上する収穫も得た。

安時玄は2番ホール(パー5)のバーディーと5番ホール(パー5)のイーグルで首位圏に近づくかと思われたが、後半は3つのバーディーを3つのボギーで相殺し、米国進出後の最高成績に満足しなければならなかった。

一方、2部ツアーを経て今年デビューした文秀英は6アンダー66と健闘し、初めて10位以内に入賞して新たな強者の誕生を知らせた。

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