2004-10-31

シン、シーズン9勝目前

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ビジェイ・シン(41・フィジー・写真)が米PGAツアーのクライスラーチャンピオンシップ(総賞金500万ドル)3日目に単独首位に立ち、シーズン9勝と史上初のシーズン賞金1,000万ドル突破を目前にした。

世界ランキング1位のシンは31日、フロリダ州パームハーバーのイニスブルックリゾート・カッパーヘッドコース(パー71・7,295ヤード)で続けられた大会3ラウンドで、バーディー6個とボギー2個をまとめ4アンダーパー67をマークした。

中間合計12アンダーパー201となったシンは、トミー・アーマー3世(米国)を1打差でかわし、順位表の最上段に名を刻んだ。

2001年のMCIクラシック以降、3ラウンド首位で臨んだ10大会で一度も優勝カップを逃さなかったシンは、これによりシーズン9度目の優勝の可能性を大きく高めた。

彼は最近出場した7大会で5勝をさらう底力を示している。今大会で15位以内に入れば史上初の「1,000万ドルの男」となる彼は、大記録達成を事実上固めた状態だ。

1ラウンド5位、2ラウンド2打差3位と順調だったシンだが、この日の出発は不安だった。2番ホール(パー4)でセカンドショットをピン6mに乗せながら3パットでボギーをたたき、3番ホールでも1打を失った。

しかし4番、5番ホールの連続バーディーで直ちに取り返し流れを変えた彼は、7番、11番、14番ホールでバーディーを奪って首位圏を維持し、17番ホール(パー3)で10mほどの長いバーディーパットをねじ込み、ついに単独首位に浮上した。

羅相郁(ナ・サンウク、20・コーロンエルロード)の健闘も目を引いた。1、2ラウンドで30位圏を漂っていた羅相郁はバーディー4個、ボギー1個で3打を縮め、中間合計5アンダーパー208をマークし18位につけた。合計7アンダーパーの7位グループとは2打差にすぎず、「トップ10」入りを期待できる状況だ。

タイガー・ウッズの仲人をしたイェスパー・パーネビク(スウェーデン)が久々に健闘し、合計10アンダーパーでカーク・トリプレットとともに3位に上がり、1、2ラウンドで首位を守ったベテランのジェフ・スルーマン(47・米国)はこの日3打を失い7位(7アンダーパー)に後退した。

一方、この大会の2002年優勝者である崔京周(チェ・キョンジュ、34・シュペリオール・テーラーメイド)は前日2ラウンドを終えた時点で合計2オーバーパー144にとどまり、2打差でカット落ちした。

シーズン5度目の予選落ち。崔京周とともにフィル・ミケルソン、デービス・ラブ3世、マイク・ウィア、ジム・フューリックといった強豪も相次いで3ラウンド進出に失敗する波乱を演出した。

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