2004-12-31

カナダでBSE疑い牛を発見

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カナダで狂牛病が疑われる牛が発見された。

カナダ食品検査庁(CFIA)は先月30日、狂牛病が疑われる牛を発見したと発表した。CFIAの発表は、米国農務省が来年3月からカナダ産牛肉の搬入を条件付きで再開すると発表した数時間後に出たものだ。

2003年5月20日にカナダ・アルバータ州で狂牛病の牛が発見された後、現在まで19カ月にわたり米国のカナダ産家畜輸入禁止措置が続いてきた。

CFIAは、10歳の乳牛1頭に狂牛病の疑い症状が見つかったが、この牛のいかなる部分も食品や飼料用に流通しておらず、米国の輸入再開措置に影響を及ぼすとはみていないと明らかにした。

CFIAは、問題の牛が歩けない症状を示したため検査に着手し、29日に予備検査結果が出たと明らかにした。現在ウィニペグのカナダ科学センター(CSCHA)で最終サンプルの分析作業が進行中で、3~5日後に結果が出る見通しだ。狂牛病と確認された場合、禁輸措置で萎縮したカナダ畜産業には深刻な打撃が予想される。

2003年5月の禁輸措置以前は、カナダの生牛の70%が米国に輸出され、2002年末時点の市場価格では18億ドルに達していた。しかし禁輸措置によりアルバータ州はもちろんオンタリオ州やケベック州で4200人分の雇用が失われたとカナダ統計局が集計しており、畜産業界は50億ドルの損失を受けたと推定されている。

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