2005-08-31

バグダッドで聖地巡礼者1000人が死傷

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イラク・バグダッドでイマーム・ムーサ・アル=カーディム廟へ参拝行進をしていたシーア派の信徒が31日、自爆テロの噂で慌てて避難する中、1,000人近い死傷者が出た。負傷した巡礼者が支えられながら歩いている。/バグダッド=ロイター連合

イラク・バグダッドで31日午前(現地時間)、自爆テロの噂に驚いたシーア派巡礼者が一斉に避難して事故が発生し、死者650人など1,000人近い死傷者が出た。この日の事故は、全国から集まったシーア派巡礼者100万人が、シーア派の聖人である第7代イマーム・ムーサ・アル=カーディムを追悼するための年次巡礼行進の途中で起きた。

31日、外国メディアによると、巡礼者がバグダッド市内カディミヤ地区にあるイマーム・ムーサ・アル=カーディム廟へ向かうためティグリス川にかかる橋を渡っていたところ、誰かが「橋の上に自爆テロ犯がいる」と叫んだため、人々が恐怖に駆られて互いに押し合い、倒れて踏まれたり川に落ちたりした。彼らは事故の2時間前にアル=カーディム廟で、抵抗勢力の犯行と推定される迫撃砲攻撃により少なくとも7人のシーア派巡礼者が死亡し数十人が負傷したとの知らせが伝わったことで、極度に神経を尖らせた状態だったとされる。

AP通信は、イラク内務省報道官の発表を引用し、巡礼者が一斉に押し寄せたことで橋の欄干が外れ、橋の上の巡礼者が川に転落したり地面で踏みつけられたりして648人が死亡し、322人が負傷したと報じた。

一方、軍当局は声明を通じ、アル=カーディム廟での迫撃砲攻撃の直後に米軍のアパッチヘリが迫撃砲の発射地点を捕捉し、直ちに応射したと明らかにした。

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