2006-06-30

「大口投資家」張玲子(チャン・ヨンジャ)氏の起伏多き人生

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「大物」張英子(62、女)氏が30日、韓国大法院で懲役10年が確定し、還暦を過ぎた年齢で20年を過ごした収監生活をさらに延長しなければならない境遇に置かれることになった。

張氏は1983年、稀代の手形詐欺事件で懲役15年を宣告された後、刑期を5年残した1992年3月に仮釈放されたが、出所1年10カ月後の1994年1月に140億ウォンの借用詐欺事件で再び拘束され、懲役4年を宣告されて収監された。

張氏は1998年の8・15特別赦免で再び釈放されたが、2000年に旧券貨幣詐欺事件で拘束起訴された。張氏は拘束されたことで1992年の仮釈放が取り消され、残りの刑に服しながら裁判を受けてきた。

比較的裕福な家庭に生まれた張氏は、9歳だった1953年にソウルに出て中学・高校を卒業し、初級大学に通った後、淑明女子大教育学科に編入した。

淑明女子大在学時代に「メイクイーン」に選ばれるほどの優れた美貌に、親和力のある話術まで兼ね備えていたというのが、彼女を巡る世間の評である。

大学在学中に最初の結婚をし、2度の離婚を経て1979年、当時維政会議員であり中央情報部次長まで務めた李哲熙(イ・チョルヒ)氏と出会った。

張氏は新軍部の威勢が強かった82年2月、ソウル・奨忠洞のサファリクラブで政官界の人士を大挙招請した超豪華な結婚式を挙げ、取り沙汰されたこともある。

張氏はその年、夫の李氏を前面に立てて高位層との緊密な関係を誇示し、企業への資金支援の対価として支援金の数倍に達する手形を受け取り、私債市場で流通させる手法で2000億ウォン台の詐欺行為を行い、大きな波紋を呼んだ。

当時、張氏夫婦はもちろん、銀行頭取2人や名だたる企業人など計32人が拘束され、張氏の義兄であり当時の全斗煥大統領の妻の叔父である李圭光(イ・ギュグァン)氏も事件に巻き込まれて拘束された。

1次拘束当時に共に拘束された夫の李氏は、1991年6月に先に仮釈放されると、すぐに張氏が収監中だった清州刑務所の近くに部屋を借り、翌年3月に張氏が仮釈放されるまで差し入れなどの世話をする夫婦愛を誇示し、話題となった。

張氏の控訴審裁判部は3月16日の宣告公判で「被告人の年齢ももう還暦を過ぎた。今は自らの行跡を振り返り、懺悔の時間を持ってほしい。いつ再び出られるか約束し難いが、服役しながらこれまで積み重ねた業(ごう)を洗い流すことを切に願う」と述べた。

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