国連安保理、イランに制裁の可能性を示唆 8月末までウラン濃縮を中断しなければ制裁
(国連本部=聯合ニュース)金桂煌(キム・ゲファン)特派員
国連安全保障理事会は31日(現地時間)、イランに対し8月末までウラン濃縮活動を中断するよう促し、これを受け入れない場合は制裁に直面すると警告する内容の決議を採択した。
安保理はこの日の決議1696号で、イランが「ウラン濃縮およびその他の核関連活動を直ちに中断せよ」という国際原子力機関(IAEA)の指示に従わないとしたことについて「深刻な懸念」を表明するとして、このように決議した。
対イラン安保理決議1696号は、安保理15理事国のうち米国、英国、フランス、中国、ロシアなど5常任理事国を含む14カ国が賛成したが、カタールは反対した。安保理決議は15理事国のうち常任理事国が拒否権を行使しない中で9カ国以上が賛成すれば可決される。
英国、フランス、ドイツが提出したこの決議は、当初「イランが拒否すれば直ちに制裁に着手する」という内容が盛り込まれていたが、中国とロシアが難色を示し、「イランが拒否すれば安保理は政治的、経済的制裁案の採択を推進する」と表現が緩和された。
ジョン・ボルトン国連米国大使は「イランは核兵器を追求し続けることで、終始一貫して厚顔無恥に国際社会への挑戦を続けてきた」とし、「これは国際の平和と安定を脅かすため、断固とした対処が必要だ」と述べた。
ボルトン大使は特に、イランが安保理決議を拒否する場合、制裁を加えるための措置を強力に推進すると述べた。
これに関連し、安保理はイランがウラン濃縮活動を中断しない場合、国連憲章7章41条に基づき経済的、外交的な制裁措置を取るという内容の追加決議の採択を模索する予定だ。
先立ってイランは30日、安保理が自国の核活動に関連する決議案を採択する場合、主要国が核活動の中断を前提に提示したインセンティブ案の検討さえ中断すると警告した。
安保理の5常任理事国とドイツ、EUなどは6月、イランが核活動を中断する場合、商業用原子力技術の提供など包括的なインセンティブを提供するという計画をイランに伝えた後、回答を求めてきた。
入力時間:2006/07/31 23:43






