2006-08-31

[社説] 国の恥をさらした労働界

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[社説]国の恥をさらした労働界

韓国労総が釜山で開かれている国際労働機関(ILO)アジア太平洋総会から中途退場し、行事の混乱はもちろん、労使関係の法・制度先進化方案(ロードマップ)の合意処理も白紙化する状況を迎えた。発端は李相洙(イ・サンス)労働部長官が作った。

李長官は記者懇談会で、労使関係ロードマップ交渉に関連し、複数労組と労組専従者への賃金支給禁止について労働界が修正案を提示して議論中であり、労使政の間で合意が得られなくても立法予告を強行すると明らかにした。すると韓国労総は「非公開の約束」を破り労働界を無視する行動だとして、荷物をまとめてしまったのである。韓国労総はロードマップ交渉にも不参加との立場だ。

韓国労総と労働部は今回の行事のホストである。ところが客を招いておいて互いに言い争い、食卓を蹴り倒すという醜態を見せたのだ。国の恥と言わざるを得ない。昨年開催予定だった総会が労働界の反対で延期された国際会議で醜態を見せたのである。

李長官の発言は明らかに慎重さを欠いていた。複数労組と労組専従者への賃金支給の問題はロードマップの最大の争点事項だ。現在水面下の交渉が進行中であり公式の議論の場も予定されているが、労使の立場が鋭く対立し接点を見いだすのが難しい状況だ。それだけに修正提案をしたり相手の意見を受け入れることには敏感にならざるを得ない。交渉内容を公開しないとしたのもこのためだろう。そうした中で、ロードマップと関係のない場でわざわざ相手を刺激しうる発言をする必要があったのか疑問だ。李長官は自ら局面を難しくしてしまったことになる。

しかし韓国労総が前後をわきまえず総会会場を去ったのは、さらに思慮を欠いた行動である。今回の総会は39カ国400人余りの国家元首・労働相・労使団体代表などが参加した国際行事であったのだから、どれほど腹が立っても、まずは支障なく終えるべきだった。抗議はその後でも遅くない。

客を招いておいて身内同士で争う姿は、まず礼儀ではない。韓国労総は最終日の日程にでも参加し、行事を締めくくる成熟した姿勢を示してほしい。ロードマップ交渉の不参加も再考すべきだ。労働部も誤りがあるなら謝罪するのが正しい。労働部と労働界はともに反省すべきである。

入力時間:2006/08/31 18:29

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