インドとパキスタンが手を組み、米国は人権を踏みつける独裁国家の歓心を買うために努める。なぜだろうか。カスピ海の石油のためだ。埋蔵量2700億バレル。探査した地域だけで中東の3分の1が埋まっているカスピ海のエネルギー確保の可否が未来を決めるという判断からである。 当然、競争は激しい。戦争を思わせるほどだ。カスピ海周辺と中東10カ国を取材した著者らが書いた本には、エネルギー確保競争が生き生きと描かれている。ロシアの裏庭でありながら深く入り込んだ米国、波状的な物量攻勢で競争国を驚かせる中国、パイプライン建設のためにパキスタンと和解しようとするインド……。 韓国は何をしているのだろうか。関心がない方だ。最近、大統領と国務総理が相次いで訪問するなど歩みを始めたが、「ハングリー精神」を失ったせいか企業の進出は微々たるものだ。教科書は中央アジアを「綿花栽培地域」程度に紹介している実情である。 2桁の経済成長を謳歌中のカスピ海諸国が、単にオイルダラーで浮かれているだけだと考えるなら誤算だ。中東とは異なり、旧ソ連時代から育成した工業基盤が侮れない。航空機を生産する国が数多い。エネルギーだけでなく、市場として、産業協力のパートナーとして価値があるという話だ。 カスピ海のエネルギー戦争に韓国の席は残っているのだろうか。著者らは「ある」と強調する。各界各層に根を下ろしたわが民族、「高麗人」の存在は他国にはない基盤だ。中央アジアに絶大な影響力を持つトルコとの提携を通じた進出も模索できる。副題に添えられた、ある企業人の言葉が胸に響く。「カスピ海は興奮するに足る場所だ。」/クォン・ホンウ編集委員
2006-09-30 | 권홍우
「カスピ海の石油確保に未来がかかる」
本文はAIによる機械翻訳です。見出しは原文(韓国語)のまま表示しています。正確な内容は原文をご確認ください。






