韓米FTA追加交渉が妥結…労働・環境を譲り、医薬・ビザを得た 労働・環境の紛争時は一般紛争解決手続きを適用、来月3日に最終協定文を両国同時公開の予定
イ・チョルギュン記者 fusioncj@sed.co.kr
韓米自由貿易協定(FTA)追加交渉が、米国側の修正提案を大部分受け入れ、専門職ビザ枠への協力など韓国側の要求を米国が受け入れる線で29日に妥結した。
韓米両国は追加交渉で、労働と環境分野で紛争が発生した場合、他の分野と同様に一般紛争解決手続きを適用することにした。両国はただし、労働・環境事項における一般紛争解決手続きの乱用を防止するため、貿易・投資に影響を与えたという立証要件を強化するなど、紛争手続きの乱用を防止する装置を設けた。
また医薬品の知的財産権分野、必須的安全保障、政府調達、港湾安全、投資分野でも、大部分米国側の提案通りに双方が合意に至った。一方で米国は、韓国が求めた専門職ビザ枠への協力を約束し、医薬品の販売許可・特許と連携した義務の履行を18カ月猶予することにした。
イ・ヘミン韓米FTA企画団長はこの日のブリーフィングで「韓米FTA追加交渉が妥結し、これを協定文に盛り込んで30日(韓国時間)午後11時にワシントンで署名する予定だ」と明らかにした。同団長はさらに、7月3日に最終協定文を両国が共同で公開する計画だと付け加えた。これにより、昨年2月に米国ワシントンの議会議事堂で交渉開始が宣言された後に始まったFTAは、1年4カ月余りにわたる激しい交渉を終え、再び出発点であったワシントンで30日に幕を閉じる。
追加交渉は、米国の貿易促進権限(TPA)が30日に期限切れとなる点を踏まえ、緊迫して進められた。16日の米国側の追加交渉提案後、21~22日(ソウル)、25~27日(ワシントン)の2度協議を行い、28日の徹夜交渉の末、29日未明に妥結した。署名式は米国下院の付属建物であるキャノンビルで開かれ、金鉉宗(キム・ヒョンジョン)通商交渉本部長、スーザン・シュワブ米通商代表部(USTR)代表など双方の通商担当閣僚が署名する。政府は署名式が終われば、9月に開会する定期国会で批准同意の手続きを進める予定だ。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は交渉妥結に関連し、「われわれの追加要求を米国が受け入れる形で整理された」とし、「実利と名分において大きく外れてはいないと思う」と明らかにした。
韓徳洙(ハン・ドクス)首相も報道各社の編集・報道局長との朝食懇談会で「FTA追加交渉が早期に取りまとめられ、米国のTPA期限切れ後の追加協議結果に対する法的効力をめぐる議論を遮断し、両国国会の批准の可能性を高めた」と述べた。また「米議会の一部から提起されている自動車・開城工業団地・コメなどについての再交渉要求を遮断する期待効果がある」と説明した。
入力時間 : 2007/06/29 18:07






