2007-07-31

交渉の主導権、強硬派に移ったか

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アフガニスタンのタリバン武装勢力が、その最高指導者であるムラー・ムハンマド・オマル師を人質事態以後初めて言及し、交渉の主導権が強硬派に移ったのではないかとの分析が出ている。

人質事態の初期には対話と交渉を強調する穏健派の声が反映され、タリバンとアフガン政府間で粘り強い収監者釈放および人質交換交渉が展開されたが、人質事態10日目を超えてからは「交渉決裂=人質殺害」と叫ぶ強硬派に交渉の主導権が移ったという解釈が力を得ている。

タリバンの代弁者を自称するカリ・ユスフ・アフマディは、人質事態12日目の30日午後、交渉期限を新たに提示し、これはオマル師が率いるタリバン最高指導部である「指導者委員会」で決定したと述べた。

アフマディは韓国人男性をさらに殺害したと主張した後、「男性の人質からさらに殺害し、その次は女性の人質の順になるだろう」と述べ、脅威の度合いを高めた。特にアフマディは「今後、人質殺害の周期は次第に短くなり、今日の人質殺害はこうした順次的な殺害の第一段階だ」と述べ、タリバン内の強硬勢力の声がさらに力を得ていることを示した。

組織の正統性が忠誠と服従に基づいているタリバンの性格上、オマル師の影響力はまさに絶対的と見ることができ、タリバンがオマル師の名前を初めて言及した以上、今後の交渉過程でオマル師が主導的な役割を果たす可能性が高まっている。

実際タリバンは、韓国人人質事件と同じ時期に発生したドイツ人人質事件でも、ドイツ人の殺害はオマル師が率いる指導者委員会の死刑宣告に従ったものだと明らかにしたことがある。

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